ピエール＝エメリク・オーバメヤンが、ひとつの金字塔を打ち立てた。英紙『Daily Mail』などが伝えている。

　現地時間２月20日に開催されたラ・リーガ第25節で、バルセロナはバレンシアと敵地で対戦し、４―１で快勝を収めた。この一戦において、32歳のガボン代表FWは今冬に加入後、リーグ戦初先発。すると、ペドリのシュートが背中に当たってゴールに吸い込まれるという運も味方につけ、初ゴールから一気に３点を奪う大暴れを見せた。

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　これによってまず、オーバメヤンはリーグ・アン（リール、モナコ、サンテティエンヌで計41得点）、ブンデスリーガ（ドルトムントで98得点）、プレミアリーグ（アーセナルで68得点）、ラ・リーガで得点を挙げたことに。21世紀ではモンテネグロ代表FWステバン・ヨベティッチ（＋セリエでも得点）、ベルギー代表FWミチ・バチュアイ、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスに次いで４人目の快挙となった。
 

　そして極めつけがハットトリックだ。オーバメヤンは前出の過去に在籍したいずれのリーグでもこの偉業を成し遂げており、今回の３発によって、これまた４つのリーグに渡って達成。21世紀でこれまで同様の離れ業をやってのけた選手はおらず、今世紀初の記録を樹立したこことなった。

　ここまで来れば期待したいのが、残りはセリエＡのみとなっている、欧州５大リーグコンプリートだ。ミラン・ユース出身のさすらいのストライカーが、今後再びイタリアへ向かうことはあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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