今冬に中国の北京国安からリーグ・アンのマルセイユに移籍したのが、DRコンゴ代表FWのセドリク・バカンブだ。加入後、ここまで出場３試合で２ゴールと、新天地でいきなり結果を残している。

　それまで約４年間に渡ったプレーしていた中国のポータルサイト『捜狐』は、この活躍に注目。「中国スーパーリーグの巨人・北京国安が恥ずかしい思いをしている」と綴り、こう続けている。

「リーグ・アンに戻ったバカンブは北京国安の中心選手だったが、中盤の名手レナト・アウグストの助けを借りても、チームをリーグタイトル獲得に導けなかった。北京国安はバカンブの使い方を完全に理解してはいなかったようだ。バカンブが勇猛な姿に戻り、北京国安は嫉妬している。バカンブが去ったとき、移籍金はゼロだったのだ」

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　記事によれば、18年の２月にビジャレアルから4000万ユーロ（約50億円）で中国へと渡ったストライカーは、４シーズンで74試合に出場し、53得点をマーク。ただ、その間にリーグタイトルをもたらすことはできなかった。

　そのバカンブは移籍後、フランスのメディアからリーグ・アンのレベルについて質問を受けると、中国リーグと比較し、次のように答えている。

「リーグ・アンは国外でもとてもリスペクトされていると思う。レベルは中国スーパーリーグよりも数段高い」

　中国メディア『PP体育』はこの「リーグ・アンは国外でとてもリスペクトされている」という点に反応。「中国リーグは自国でしかない人気がないと発言した」と伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
　
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