「近い将来、日本サッカーに大きな喜びを与えてくれる」FC東京指揮官も称賛! 松木玖生はプロデビュー戦で何を感じた?

2022年02月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「奪われないで得点を決められる選手になっていきたい」

高卒ルーキー松木がプロデビュー戦で存在感。堂々としたプレーを披露した。(C)SOCCER DIGEST

 2022年シーズンのオープニングマッチ"多摩川クラシコ"でプロデビューを飾ったFC東京の高卒ルーキー松木玖生が、試合を終えての感想を口にした。

 FC東京は2月18日、J1第1節で川崎フロンターレと対戦。試合は終盤の81分、レアンドロ・ダミアンに決勝ゴールを決められ、0-1の敗戦を喫した。思っていたようなシーズンのスタートを切ることはできなかったが、FC東京にとって、この試合の松木の活躍が今後に向けた好材料となったことは間違いない。

 松木はプロデビュー戦ながら、貫禄あるプレーを披露。本人も「球際やフィジカルのところは全然負けていなかった」と手ごたえを示したように、中盤でのボール奪取や積極的にパスを引き出す姿勢など、チームでひと際存在感を放っていた。
 
 開幕戦でいきなり先発起用したアルベル監督も、「彼のプレーに満足している」と高評価。「もっと成長しないといけないが、近い将来、日本サッカーに大きな喜びを与えてくれると期待しています」と述べた。

 松木は決定力不足やボールロストなど、自身の課題も露呈したと語る。

「決め切らないといけないところで決め切れなかったり、まだまだボールを失っていた部分が、FC東京の中でも一番多かった。これからは試合を通して奪われないで、得点を決められるようなインサイドハーフのポジションの選手になっていきたいと思っています」

 プロの大舞台でも「緊張はなかった」と、記者の質問に淡々と答えていた松木。大物の予感を感じさせる18歳に、今後も要注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】開幕戦でプロデビュー! 存在感を放つ松木の強烈ミドル!
 

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