【早野宏史のJ2順位予想】戦力値を高めた仙台&長崎に期待! 横浜FCは長谷川ら新戦力が合致すれば…

2022年02月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

上位に行くのは手堅いチームだ

早野氏は戦力が充実する仙台と長崎が優勝争いをすると予想。左から下田(大分)、梁(仙台)、E・ジュニオ(長崎)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)、徳原隆元

 2月19日に幕を開ける今季のJ2リーグ。コロナ禍の影響はまだ残るが、少しずつ"日常"を取り戻しつつあるなかで、2022年シーズンを制するのはいったいどのチームか。横浜、G大阪、柏の監督を歴任し、横浜マリノス(当時)監督時代にはリーグ優勝も経験する早野宏史氏に、今季の順位を予想してもらった。

――◆――◆――

●早野宏史(元横浜監督ほか)
 注目点のひとつは、J1の降格組(徳島、大分、仙台、横浜FC)がどういう位置づけになるか。

 遠藤康の加入で戦力値を高め、梁勇基の復帰で精神面も補強した仙台は勝負の1年。今季を逃がすと、当分昇格はないと思う。長崎は、昨季終盤の追い上げ、クリスティアーノ、エジガル・ジュニオと自動昇格を期待させる要素が多い。

 4位と予想した横浜FCは、長谷川竜也など新戦力が合致すれば自動昇格もあり得る。昨季3位の甲府は、吉田達磨監督がポゼッションにこだわるとなかなか上手くいかないのでは。J2でなんだかんだ上位に行くのは手堅いチームだ。

 徳島を11位にしたのは、あれだけ主力を引き抜かれて、チームを作り直しても間に合わないと判断したから。J2初挑戦の岩手は難しいサッカーをしなければ残留できそう。
 
●順位予想
1 仙台
2 長崎
―▲J1自動昇格圏内―
3 大分
4 横浜FC
5 山形
6 新潟
―▲J1参入プレーオフ圏内―
7 町田
8 甲府
9 岡山
10 千葉
11 徳島
12 栃木
13 水戸
14 東京V
15 大宮
16 琉球
17 秋田
18 岩手
19 山口
20 金沢
―▼J3自動降格圏内
21 熊本
22 群馬

構成●サッカーダイジェスト編集部

※サッカーダイジェスト 2.24/3.10合併号から転載。一部加筆修正あり。

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