日本代表戦士からのツッコミにも、あくまで「自分のゴール」と主張した。

　マジョルカの久保建英は、現地時間２月14日に行なわれたラ・リーガ第24節のアスレティック・ビルバオ戦で、２-２で迎えた88分に左足のシュートでネットを揺らす。

　劇的な勝ち越しゴールに興奮した20歳は、ユニホームを脱いでメインスタンドの下まで走って行くというセレブレーションを披露。誰もが久保の決勝弾かと思ったが、シュートがポストに直撃した後、敵GKウナイ・シモンに当たっては行っていたため、記録はオウンゴールとなった。

　試合後のインタビューで、「君のゴールを（GKの）ウナイ・シモンにあげる？」と問われた日本代表MFは、「いやいや、僕にちょうだいよ。僕のゴールだよ」とコメントしていた。

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　それから２日後の16日、久保は日本代表の同僚で、東京オリンピックでも共闘したトゥベンテの中山雄太が25歳の誕生日を迎えたことから、自身のインスタグラムのストーリー（24時間で消える投稿）に、２ショット写真をアップ。「Happy birthday」と祝福のメッセージを投稿した。

　すると、中山は「ありがとうたけちゃん。オウンゴールなのに服脱いでイエローはダメよ？」と投稿。久保はすかさず、「俺のゴール。」と返している。

　記録には残らなかったが、本人の中ではあくまで今シーズン３点目として刻まれているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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