現地時間２月15日、チャンピオンズ・リーグの決勝トーナメントがついに幕を開け、ラウンド・オブ16最大の注目カード、パリ・サンジェルマン対レアル・マドリーが前者の本拠地パルク・デ・プランスで開催された。

　ホームのパリSGは、古巣対戦となるセルヒオ・ラモスが故障でメンバー外に。３トップは、右からディ・マリア、メッシ、エムバペが並び、故障明けのネイマールはベンチスタートとなった。

　そのパリSGは18分、メッシのパスに抜け出たエムバペが左足でシュートを放つも、GKクルトワに右足で防がれる。その後も一方的にボールを支配して押し込むも、最後の局面でマドリーの堅守を崩せない。

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　後半に入って、さらに攻勢を務めたホームチームは50分、ハキミの落としからエムバペが狙うが、クルトワに阻まれる。61分にはエムバペがカルバハルに倒されてPKを獲得するも、ここもメッシがクルトワにセーブされ、千載一遇のチャンスを逃す。
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　フランスの雄は73分、ついにネイマールを投入。その後も猛攻を仕掛けるが、クルトワの牙城をどうしても破れない。

　このままスコアレスドローで終了するかに思われた後半アディショナルタイム４分、左サイドからエムバぺがドリブルで切れ込み、クルトワの股を抜く決勝弾。パリSGがホームで劇的な勝利を飾った。

　マドリーホームでの第２レグは、現地３月９日に開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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