「全マジョルカファンのハートを盗んだ」決勝点演出の久保建英、絶叫セレブレーションを現地称賛!「日本人の喜び方は素晴らしい」

2022年02月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

メインスタンドの近くまで行って喜びを表現

ビルバオ戦で決勝点となるオウンゴールを呼び込み、絶叫する久保。(C)Getty Images

 記録はオウンゴールだった。だが、劇的な決勝点の価値が変わるわけではない。

 現地時間2月14日に行なわれたラ・リーガ第24節で、久保建英が所属する17位のマジョルカ(勝点23)が、8位のアスレティック・ビルバオ(同34)とホームで対戦。ここまでアウェーでわずか1敗の相手に3‐2で勝利した。

 前半に奪った2点のリードを後半に追いつかれるという厳しい展開のなか、決勝点を叩き出したのが、4‐4‐2の右サイドハーフで先発した久保だった。

 2-2で迎えた88分、ショートコーナーから久保が送り込んだパスを受けたダニ・ロドリゲスがシュート。敵に当たったこぼれ球をヴェダト・ムリチが触り、流れてきたボールを久保が左足で狙う。ポストを直撃した跳ね返りが敵GKウナイ・シモンに当たって、ゴールに吸い込まれた。

【動画】久保建英のシュートが劇的決勝弾を演出!ユニホームを脱いで絶叫!
 最終的に記録はオウンゴールとなったものの、久保はユニホームを脱いで雄叫びを上げながら激走。ベンチを通り越し、メインスタンドの近くまで行って喜びを表現した。

 感情を露わにしたこの20歳の振る舞いに注目したのが、スペイン紙『AS』だ。「これが全てのマジョルカファンのハートを盗んだ方法だ」と題して、このシーンの動画を公開し、こう称えてる。

「3-2とした久保のセレブレーションはド派手だった。ポストに直撃した後、ウナイ・シモンにボールが当たったため、彼のゴールにはカウントされないが、日本人の喜び方は素晴らしかった」
 
 引分けが濃厚になってきた時間帯だっただけに、マジョルカのサポーターもこの決勝ゴールに絶叫したことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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