現地時間２月13日に行なわれたベルギー・リーグ第27節で、首位を独走するユニオン・サン＝サンジロワーズが、12位シント＝トロイデン(STVV)をホームに迎えた。

　CBのヴァン・デル・ヘイデンを出場停止で欠くユニオンSGは、代わりに鹿島アントラーズから今冬に加入した町田浩樹が３バックの左に入り、ベルギーデビュー。故障離脱中の三笘薫はベンチ外となった。

　一方、STVVはGKシュミット・ダニエル、右SB橋岡大樹、FW林大地が先発出場。注目の香川真司はベンチスタートとなり、松原后は累積警告の原大智とともにメンバー外となった。

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　移籍後初出場となった町田は、相手のプレスが掛からないこともあり、積極的な攻め上がりを披露。20分には鋭いシュートを放つが、わずかに枠を外れる。

　STVVのチャンスは34分。左サイドからの折り返しに林がボレーで合わせるも、相手GKの好セーブに阻まれる。

　後半に入って53分にはエリア内に切れ込んだクラウスが倒されてPKを獲得。これをブルースが決めて、首位チームから先制点を奪う。

　終盤までこのリードを守ってきたSTVVは、83分についに香川を投入。32歳のMFはPAOK時代の昨年９月12日のギリシャ・リーグ開幕戦以来、約５か月ぶりの実戦となった。

　後半アディショナルタイムに橋岡がPKを与えたものの、相手の失敗に助けられたSTVVが１－０で勝利し、２連勝。一方、町田がフル出場したユニオンSGは11試合ぶりの黒星となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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