【クラブW杯】欧州王者チェルシーが悲願の初優勝!ハベルツの決勝PK弾で延長戦に末にパルメイラスを撃破

2022年02月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

チェルシーがルカクのヘッド弾で先制

パルメイラスを決勝で破り、初の世界王者に輝いたチェルシー。(C)Getty Images

 現地時間2月12日、UAEのアブダビはアル・ジャジーラ・ムハンマド・ビン・ザーイド・スタジアムで2021年クラブワールドカップの決勝が開催され、ともに初優勝を目ざす欧州王者のチェルシー(イングランド)と、南米王者のパルメイラス(ブラジル)が相まみえた。

 立ち上がりは一進一退のなか、4位に終わった昨年の雪辱に燃えるパルメイラスは27分、その3分前にもミドルシュートを放ったエースのドゥドゥが決定機を迎えるが、枠を捉えられない。

 なかなか相手の堅守を崩せないチェルシーは、後半アディショナルタイムにCBのチアゴ・シウバがミドルシュートを放つも、GKウェベルトンに阻まれる。

 欧州王者がようやく均衡を破ったのは後半に入って55分だった。左サイドからハドソン=オドイが上げたピンポイントクロスに、主砲ルカクがヘッドで合わせ、先制点を奪う。

【動画】チェルシーの主砲ルカクがセミファイナルで決めた決勝弾
 しかし、リードも束の間、64分にT・シウバのハンドで献上したPKをラファエウ・ヴェイガに決められ、追いつかれる。
 
 その後は、この一点で勢いづいた南米王者がやや押し込む展開となるが、両軍とも決め手を欠き、1-1のまま90分が終了する。

 延長戦では、3バックから4バックに変更したチェルシーがペースを握るが、ゴールをこじ開けられない。

 しかし、迎えた115分、チェルシーはセットプレーからアスピリクエタのシュートが相手DFルアンのハンドを誘発してPKを獲得。これをハベルツが落ち着いて決めて、117分に勝ち越しに成功する。

 その後、決定機を阻止したルアンの退場もあり、試合はこのまま2-1で終了。チェルシーが悲願の初優勝を果たしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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