いよいよ２月12日、2022年シーズンの幕開けを告げる富士フイルム・スーパー杯（川崎フロンターレ対浦和レッズ）が行なわれる。試合の前日会見で、浦和のリカルド・ロドリゲス監督が意気込みを語った。

　浦和は昨季、４度目の天皇杯優勝を成し遂げた。その勢いを今シーズン持続させるためにも、まずは勝利して流れに乗りたい重要な一戦となる。今年初の公式戦に向けてリカルド監督は、「２か月前にタイトルを獲って（天皇杯）、もう一度タイトルへ向けて挑めることは楽しみ。非常に強い相手と戦いますが、浦和のタイトルをもうひとつ増やしたい」と力強く語った。
 

　相手は、過去５年で４回のリーグ優勝を果たしている王者川崎だ。指揮官は、対戦相手の分析について、「申し訳ないですが、あまり多くは話せない」としながらも、最善の準備をして強敵に挑む意思を示した。

「すべての面で良い状態でいないとフロンターレには通用しない。（浦和の選手たちは）フィジカル的にも良い状態にあります。時間があまりないなかでも良い準備ができているので、戦術面でも川崎にダメージを与える試合をしたいです」

　メンバー選考は、「簡単ではなかった」とした指揮官。「同じポジションに状態の良い選手がたくさんいる」と嬉しい悩みを口にする。

　今シーズンを占う重要な試金石となる富士フイルム杯は明日、日産スタジアムで13時35分にキックオフ。新加入選手の融合など、新チームの完成度を見るうえでも楽しみな要素が盛りだくさんの一戦となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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