「普通じゃない」元セルティックDFが“日本人大当たり”のポステコグルーの補強に感嘆!「多くの人が一部は失敗し、一部は時間を要すると…」

2022年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「大金を無駄にした昨シーズンとはまったく対照的だ」

旗手(左)ら新戦力が次々に活躍。ポステコグルー監督(右)の慧眼に感嘆の声が寄せられている。(C)Getty Images

 宿敵レンジャーズに覇権を譲り渡したセルティックは昨夏、アンジェ・ポステコグルー監督を招へいして新たなサイクルをスタートさせたばかりだ。だが、新体制になって1年目で、すぐにタイトルを奪い返すこともできる位置にいる。

 地元紙『Daily Record』は2月7日、「ポステコグルーとセルティックの補強は好転」と題した記事で、昨シーズンと違って今季は補強が成功していると強調した。「大金を無駄にした」2020-21シーズンのマーケットと違い、「今シーズンはまったく対照的だ」と分析している。

「キョウゴ・フルハシ、リエル・アバダ、ヨシプ・ユラノビッチ、ジョッタ、キャメロン・カーター=ヴィッカーズ、経験豊富なジョー・ハートらの宝石が加わった。そしてレオ・ハタテ、ダイゼン・マエダ、マット・オーライリーを獲得し、全員がすぐに活躍している」

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 元セルティックDFのマーク・ウィルソンも、英衛星放送『Sky Sports』で「昨シーズンの多くの過ちを経て、ポステコグルーには夏に就任したときにやるべきことがたくさんあった」と、指揮官に眼力と新戦力の貢献を称賛した。

「まず彼はすでに在籍していた選手たちに自分のアイデアを理解させなければいけなかった。既存のスタッフたちについても同様だ。誰も彼自身が連れてきたのではなかったからね。そして彼は補強をしなければいけなかった。あれだけ多くの補強を正しくできるのは、監督にとってかなり普通ではない」

「多くの人が、一部は失敗し、一部は慣れるまで時間を要すると思っただろう。だが、全員がそれぞれ貢献してきたと思う。ポステコグルーの下でのトム・ロギッチの変貌は素晴らしい。昨シーズンの彼は退団に向かっていた。そう考えると信じられない」

 ライバルとのオールドファームも制し、首位に浮上したセルティックは、古橋や旗手、前田、井手口陽介らとともに、オーストラリア人指揮官の下で王座に返り咲くことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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