「骨折は確認されなかったが…」負傷の長谷部誠、最長で6週間の離脱と現地報道

2022年02月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

守護神トラップと空中で交錯

衝突後、何とか立ち上がった長谷部だが、その顔は苦痛に歪んでいた。(C)Getty Images

 現地時間2月5日にブンデスリーガ第21節シュツットガルト対フランクフルトが行なわれ、ホームのシュツットガルトは遠藤航と伊藤洋輝、フランクフルトは長谷部誠が先発。試合は、2-3でアウェーの後者が勝利している。

 しかし、この試合では思わぬアクシデントが発生した。試合終盤の84分、シュツットガルトのハイボールをクリアしようとした長谷部と、フランクフルト守護神のケビン・トラップが接触。トラップの膝が胸部に入った長谷部は、ピッチに倒れ込んだ

 クラブは翌6日、「胸部を負傷した」と発表。詳細は公表されていないが、「数週間の離脱が必要となる見通し」だとしている。

 なお、同日付の現地紙『BILD』は「彼の恐怖のクラッシュは、ハセベにとっても、アイントラハトにとっても苦痛である」と報じ、「診察はされているが、最終判断ではない」と伝えている。
 
「彼は試合後、シュツットガルトの病院で一夜を明かし、日曜日の朝にはフランクフルトのマルクス・クロシェSDのもとに電話が入った。長谷部は『少なくとも痛みは和らいでいる』と話し、最初の検査では骨折は確認されなかった。彼は日曜日の午後に診察を受け、フランクフルトの大学病院に移されて、精密検査を受けた。そして月曜日に、チームドクターが胸部、肋骨、肺をチェックする予定だ」

 記事は「最長で6週間の離脱となる可能性が残っている」と指摘している。

 ちなみに同紙は、トラップと長谷部は2019年にも空中で衝突し、このときは長谷部はケガがなかったものの、トラップが肩を強打し、手術をうけて2か月ほど離脱していたことがある、と伝えている。

 いまは長期離脱にならないことを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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