「相当な覚悟がいった」湘南の山口智監督、元日本代表・播戸竜二との対談でガンバ時代の“決断”を回顧

2022年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

元チームメイトのふたりがYouTube企画で対談!

ガンバ大阪時代のチームメイト、播戸氏(左)と湘南の山口監督(右)がYouTubeで対談。写真:サッカーダイジェスト

 元日本代表でサッカー解説者の播戸竜二氏が自身の公式YouTubeチャンネルで新たなコンテンツを投稿。ガンバ大阪時代のチームメイトである湘南ベルマーレの山口智監督との対談を行ない、様々な切り口でトークを展開している。

 播戸氏はこれまで自身のYouTubeチャンネル『播戸竜二のおばんざい屋』の人気企画「播対談」で黄金世代の同期・小野伸二やなでしこジャパンの岩渕真奈らと対談を行ない、サッカーファンを中心に大きな注目を集めてきた。

 今回、播戸氏が対談相手に指名した湘南の山口監督は、昨年9月に指揮官の座に就任。播戸氏とは4年間、G大阪でチームメイトとしてプレーした仲で、「バン」「さとし」と親密な様子で対談は行なわれた。
 
 和やかな空気の中で進んだ対談のなかで、播戸氏から、最も長く在籍したG大阪時代について「優勝もして代表も入って、一番長いし」と振り返る質問を投げかけられた山口監督は、「一番濃い時期だった」と表現。「残留争いの立ち位置からクラブタイトルを取るまでに成長した過程にいられたのはすごく大きい」と回想する。

 その後、2012年にはJ2に在籍していた古巣のジェフ千葉に戻ることになるが、播戸氏が「選手としてはドラマがある感じやね」と感想を述べ、当時の心境について訊くと、山口監督は「J1で優勝を目指したいという気持ちや自信はあったけど、自分のプライドやこだわりではなく、どっちがやるべきことなのかを考えた」と、当時J2で苦しみ、なんとかしなければという状況であったジェフへの思い、そしてそこに自分が必要とされていることを重視したと語る。決断には「相当な覚悟がいったし、難しさもあった」と振り返った。

 対談ではそのほか、山口監督のプレースタイルを形作るうえでの礎となった高知での少年時代の話や指導者としてキャリアをスタートさせた頃のオフィスワークの経験など、貴重なエピソードが語られている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】湘南の山口智監督が元同僚の播戸竜二と対談! ガンバ時代の"決断"の真相は?

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