現地時間２月５日に開催されたブンデスリーガ第21節で、長谷部誠と鎌田大地（故障のためベンチ外）を擁するフランクフルトは、遠藤航と伊藤洋輝がフル出場したシュツットガルトと敵地で対戦し、３―２で勝利を収めた。
 
　フランクフルトは17節のマインツ戦以来、４試合ぶりに勝点３を獲得したが、手痛い代償を払うことになってしまった。
 
　84分に、フランクフルトのGKケビン・トラップが飛び上がり、ハイボールをキャッチした際に、目の前にいた長谷部の胸辺りに膝が衝突。38歳は苦しそうにピッチに倒れ込むみ、そのまま負傷交代を余儀なくされたのである。
【画像】ジャンプした守護神の膝がもろに直撃…痛恨の負傷シーン
 
　この一件を「最大級の衝撃」と報じたドイツ紙『BILD』によれば、すぐに病院に運ばれた長谷部の状態について、オリバー・グラスナー監督が試合後に以下のように語っている。
 

「最初は、肋骨の打撲程度だと思った。（が、それよりは重いとの認識を示し、）とても残念だ。彼が軽傷で済むことを望んでいるが、１週間か２週間は休むことになりそうだ」

　また、長谷部の負傷交代を伝えたクラブ公式ツイッターの投稿には、国内外のファンから「ハセベは大丈夫か？」「彼をドイツで最高の病院に連れて行って」「早く良くなってハセ」「大事でないことを祈ります」といった心配する声やエールが寄せられている。

　チームの精神的支柱でもある長谷部の早期復帰を祈るばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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