松井大輔が「暴れん坊だった」盟友・大久保嘉人の高校時代を回想。練習試合での壮絶な削り合いも暴露「ヨシト怒っちゃって…」

2022年02月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

鈴木啓太が松井大輔のサッカーキャリアを聞き出す

松井が高校時代の大久保との対戦を回想した。写真:サッカーダイジェスト

 ともに元日本代表の松井大輔と鈴木啓太がそれぞれの公式YouTubeチャンネルで、コラボ企画を展開。多彩なテーマで、現役当時の知られざるエピソードを語り合っている。

 鈴木啓太チャンネルでは、鈴木が聞き手となって、松井のサッカーキャリアを聞き出していくという流れで進行した。小学校時代から非凡な才能を見せていた松井は、地元の京都から九州の名門・鹿児島実高へ進学。1年次から主力となり、3年次には冬の選手権で準優勝を飾っている。
 
 当時は過酷な練習で知られた鹿児島実では、ライバルとの印象的な出会いもあった。松井は同じ九州の名門・国見高との関係に触れ、「自分の世代は(国見は)そんなに強くなかったけど、それでも試合をやれば1-0とか。僅差で勝つような感じで、ライバル校だったよね」と振り返る。そして、ひとつ下の学年には、日本代表でアテネ五輪や南アフリカW杯で共闘することになる大久保嘉人がいた。

 鈴木に大久保へのライバル意識を問われた松井は「ヨシトは暴れん坊だった。凄かったよ」と暴露。国見との練習試合では、「ウチのキャプテンが削りに行って(大久保が)こかされて、ヨシト怒っちゃって。その後にヨシトがキャプテンを削りに行ったの」と壮絶な削り合いがあったことも明かした。当時から、大久保の存在感は際立ったものがあったという。

 そのほか動画では、中学時代にフランス留学し、パリSGに入団を希望するも急転直下で鹿児島実に進学したいきさつや、三浦知良、遠藤保仁、パク・チソンといった錚々たるメンバーが揃っていた京都パープルサンガ時代のエピソードなどが語られている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】松井に大久保、遠藤、平山…鹿実&国見は錚々たる顔ぶれ! 強豪校別 歴代ベストイレブン!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事