セルティックの主将も、躍動したニューカマーに賛辞を贈った。

　現地時間２月２日に開催されたスコットランド・リーグ第22節の延期分で、日本人４選手が所属する２位のセルティックは、２ポイント差で首位のレンジャーズとのオールドファームに臨み、３－０で快勝。宿敵を抜いて、首位に浮上した。

　この大一番でヒーローとなったのが、インサイドハーフで出場した旗手怜央だ。開始５分に、CKのこぼれ球に反応し、ペナルティエリアの外から右足を振り抜いて先制点を奪うと、42分にもエリア外から右足を一閃。強烈なミドルシュートで２点目を叩き込んだ。

　さらにその２分後にも、左サイドから左足で絶妙のクロスを上げ、リエル・アバダの３点目をアシスト。全３ゴールに関与する、鮮烈な活躍を見せた。

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　加入４試合目で圧巻のパフォーマンスを披露した旗手を称賛したのが、キャプテンのMFカラム・マグレガーだ。スコットランド・メディア『THE SCOTSMAN』によれば、『Sky Sports』 のインタビューで、次のように語っている。

「ハタテは一流で、キョウゴ（古橋亨梧）と同じような衝撃を与えた。彼は加入するなり、ゴールを決め、ハングリーで、とてもテクニックがあり、監督のシステムの中で素晴らしいプレーをしている」

　28歳のスコットランド代表MFは、「彼は躍動している。このまま調子を維持させて、さらにフィットさせられるかどうかは僕たち次第だ。初のオールドファームで素晴らしい答を出したね」と続けている。

　古橋同様、早くも同僚からリスペクトされている旗手。あとは、さらに邁進するのみだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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