「地味なんだけど」鈴木啓太が守備の働きを絶賛したサウジ戦の“MVP”は?「ポジション修正がすごく良い」

2022年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームとしてのバランスが良かった」

鈴木氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。サウジアラビア戦を振り返った。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表の鈴木啓太氏が、公式YouTubeチャンネルを更新。2月1日に行なわれたサウジアラビア戦を振り返り、自身が思うMVPを発表した。

 日本はワールドカップ・アジア最終予選のサウジアラビア戦で2-0の勝利。南野拓実と伊東純也の得点で、グループ首位のチームを相手に貴重な勝点3を手にした。

 鈴木氏は会場に足を運んでいたようで、試合終了後、家路に向かう観客と埼玉スタジアム2002を背景に、ゲームを総評。「素晴らしい結果ですね。本当に良かった」と日本代表を称え、勝因を分析した。

「今日は、自分たちがボールを持ったときよりも相手がボールを持ったときにどういうプレーをするのかという意識が高かった。田中碧と守田(英正)、このふたりが、前線の一番前のラインまでプレッシャーをかけていたのが大きくて、そこに対しての遠藤航のポジショニングも良く、チームとしてのバランスが良かった」
 
 選手個人のパフォーマンスに対しても、「今日は伊東純也も、酒井宏樹も、長友佑都も、遠藤航も、田中碧も良かった。南野もゴールを取ったしね」と賞賛。そのうえで、この試合のMVPには守田の名前を挙げた。

「一番といったら僕は守田かな。彼はね、前も後ろもピンチも…。すごく地味なんだけど、ポジションの修正がすごく良くて、守備では相手が狙ってくるところをしっかり抑えている。(危険なパスを)出させないように身体でフェイントを入れて守ったり、あとはボールキープでも非常に良かったし、ボールを奪うところも良かったし、前に出ていっていた」

 日本は次戦、3月24日にオーストラリア戦を迎える。アウェーでの一戦について鈴木氏は、「どういうふうにチームを編成していくのかが大切」とメンバー選考の重要性を強調。最後はファンに対し、「僕も日の丸背負っていたので分かるんですけど、選手たちはすごいプレッシャーの中で戦っています。だからこそスタメンに出た選手を含めてみなさんには応援していただいて、日本がワールドカップに行くところを是非応援していきましょう」と呼び掛けた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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