サウジアラビア戦で出番がなかったことで、重要な一戦に出場する可能性が出てきたようだ。

　マジョルカの日本代表MF久保建英は、２月１日に行なわれたカタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選のサウジ戦で出番を与えられなかった。５日前の中国戦では73分からの出場で、２試合で20分あまりのプレータイムでスペインへの帰国の途についた。

　所属するマジョルカは２日、コパ・デル・レイの準々決勝で、ラージョ・バジェカーノと敵地で対戦する。当初は、前日に試合がある久保の出場は難しいと見られていたが、サウジ戦でプレーしなかったことで、この大一番でピッチに立つかもしれない。

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　スペイン・メディア『Futbol Fantasy』によれば、マジョルカのルイス・ガルシア監督は前日会見で、「タケは明日（試合当日）にマドリードに到着するが、今日（サウジ戦）はプレーしなかった」と語り、新戦力２人の書類上の手続きが間に合うかによっても変わってくるという見解を示した。

「ムリキとジョバンニ・ゴンサレスがプレーできるかどうか。それによっても違ってくる。タケは出場しなかったが…長旅なので、移動がどうなるか見てみよう。我々はベンチに置いておきたいが、到着したときに、プレー可能かどうか、疲れているか、あまり疲れていないのかを確認する」

　サウジ戦で出番がなく、本人も悔しさをクラブでぶつけたいと考えているだろう。久保がいるかいないかで攻撃のクオリティはまったく違ってくるだけに、"切り札"としてベンチ入りする可能性が小さくなさそうだが、果たして…。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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