元日本代表の松井大輔が２月１日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。サウジアラビア戦を振り返り、日本の戦いぶりを絶賛した。
 
　森保ジャパンはカタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選でサウジアラビアと対戦。32分、右サイドを抜け出した伊東純也の折り返しから、南野拓実がネットを揺らし先制すると、50分には伊東が強烈なミドルで４試合連続ゴールを挙げ、２-０の勝利を収めた。
 

　松井は、序盤こそ相手に押し込まれたものの、23分にアブドゥレラー・アルマルキが負傷交代して以降は日本のペースになったと振り返り、１点目のゴールは「伊東純也選手の速さもありますけど、うまさも光りましたよね。しっかりと手を使って相手の前に入って、センタリングを上げて。南野（拓実）くんの切り返しからのシュートも素晴らしかった」と称えた。

　後半についても、「何も言うことはないぐらい」とべた褒め。伊東のスーパーゴールはもちろん、気持ちが伝わるプレーを見せた長友佑都の働きに対しても「しっかりと自分のポテンシャルを出した」と賞賛した。

　また、「面白い発見があった」とも発言。右ウイングの伊東はそのままに、69分に前田大然、78分に浅野拓磨を投入し、最前線にスピードタイプの３人を配置した森保一監督の交代策について言及した。

「森保監督がオプションを何個か欲しいと思ったときに、速い選手を前に３人並べましたよね。これは僕は面白いなと思いました。（３選手で）２回ぐらいチャンスも作っていて、完全なるカウンターサッカーをしていた。これは日本のレベルアップになりそうなシステムというか、最後らへんは観ていてすごく楽しかった」

　グループ２位の日本は、今回の勝利で、首位サウジアラビアとの勝点差を１に縮めることに成功。次戦は３月24日、敵地で３位のオーストラリアと対戦する。

　勝利を称えた松井は、「W杯予選はまだまだ続きますけど、絶対に日本はW杯に行ってほしいと思うので、みんなで応援していきましょう」とファンに呼びかけ、動画を締めくくっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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