「日本代表でも重要な存在に」独メディアが歓喜! 森保ジャパンの勝利に守備面で貢献したブンデス戦士を称賛

2022年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

板倉を起用しない指揮官に怒りを露わにしていたメディアも…

左からサウジ戦に先発した田中、板倉、遠藤。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 2月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第8戦で日本代表はサウジアラビア代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。

 この勝利の一報、そして選手たちの活躍を、日本人が多くプレーするドイツのメディアも喜んでいるようだ。シャルケやボーフムなどの情報を主に扱うメディア『RevierSport』は、特に板倉滉の2試合連続の先発、そして勝利に貢献した活躍ぶりを喜びと共に伝えている。

「シャルケの選手である板倉は、日本代表でも重要な存在になってきているようだ。シャルケで定着しているのと同じように、彼はサウジアラビア戦でも先発し、フルタイムでプレーした。21分にはイエローカードを提示されたが、極東のチームは南野拓実と伊東純也のゴールで逃げ延びた。

 このDFは先週木曜日の中国戦でも2-0の勝利に貢献し、90分間プレーした。どちらの試合でも日本は無失点だったのだから、今後、板倉の出番が少なくなることは無いだろう」
 
 こう綴るのも、現地メディアでは板倉が日本代表に招集されても出場機会を与えられていないことを問題視する声が高まっていたからだろう。やっと与えられた檜舞台で実力を発揮した25歳になったばかりのDFの活躍は、やはり嬉しいもののようだ。

 また、そのほか『DERMESTEN』や『WAZ』も日本の勝利を伝えている。前者は「シュツットガルトのキャプテン遠藤、シャルケの板倉、デュッセルドルフの田中らがチームを力強く支えた」と伝え、後者は「後半からはドイツのプロであるウニオン・ベルリンの原口元気、ボーフムの浅野拓磨もピッチに現われた」と伝えている。

 このほか、今回は招集外だったが、フランクフルトの鎌田大地やウニオンの遠藤渓太、ビーレフェルトの奥川雅也や、シュツットガルトの伊藤洋輝といった面々もドイツ1部で奮闘している。今後、彼らも日本代表に選出されることになれば、代表マッチでの結果と起用は、さらに現地でも注目を集めることになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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