「サッカーへの考え方が同じ」ファン・デベーク、エバートン加入の決め手にランパード!同い年のマンU戦士からはエール

2022年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「兄弟よ。自分の力を見せつけてやれ」

ファン・デベークは、新天地エバートンで輝きを放てるか。(C)Getty Images

 エバートンは1月31日、マンチェスター・ユナイテッドから今シーズン終了までの期限付きで、ドニー・ファン・デベークが加入することを発表した。

 24歳のオランダ代表MFは、昨夏にアヤックスから4000万ポンド(約56億円)の移籍金でユナイテッド入りするも、出場機会を掴めず。今シーズンにいたっては、プレミアリーグでの先発はいまだゼロだ。

 元イングランド代表MFフランク・ランパードが新監督に就任したエバートンで失地回復を目指すなかで、「早くチームの力になりたい」と、力強く意気込みを語っている。

「このクラブは素晴らしいクラブで、本当に良い選手たちがいる。僕は彼らが順位を上げるのを助けたいから来たんだ。パスやゴールを決めるクオリティを発揮したい。ゴールやアシストは僕の試合の中で大部分を占めているので、それをもう一度やりたい。また、攻撃だけでなく、MFとして守備もしなければならないが、それも大丈夫だ」

 チェルシーのスーパーレジェンドで、昨シーズン途中までは古巣で指揮を執っていたランパードとは、「とてもポジティブなミーティングができた」と言い、「サッカーに対する考え方が同じで、決断に大きな影響を与えた」と、移籍の決め手になったことを明かしている。
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「アヤックス時代に対戦したこともあるし、チェルシー(の監督)時代もあったから、彼は選手としての自分のことを知っている。僕がチームを助けることができる資質を持っていると考えているんだ。

 彼は中盤の選手でありながら、多くのゴールを決めていて、少しばかり自分と同じようなポジションだったから、多くのことを学べると思う。たくさん助けてくれるだろうし、僕はいいところにいると思う。エバートンでもっと成長したい」

 エバートンは現在、降格圏とはわずか4ポイント差の16位に沈む。ファン・デベークは、苦境に喘ぐエバートンの救世主となれるか。

 ユナイテッドでのチームメイトで、同い年のマーカス・ラッシュフォードは、ツイッターで「兄弟よ。自分の力を見せつけてやれ」と熱いエールを送っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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