「まだ何も決まっていない」。田嶋会長が〝勝って兜の緒を締めよ“とのニュアンスのコメントも

2022年02月01日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「一致団結してまとまっている証が結果として」

サウジアラビア戦を受けてコメントした田嶋会長。写真:サッカーダイジェスト

 2022年2月1日、カタール・ワールドカップのアジア最終予選を戦う日本代表がホームでサウジアラビアと対戦。立ち上がりこそリズムを掴めなかったが、32分に伊東のチャンスメイクから先制点を奪うと、落ち着きを取り戻す。そして1-0で迎えた50分には伊東の豪快ゴラッソでリードを広げて、試合の流れを一気に手繰り寄せた。

 後半はほぼ危なげない内容で、日本が2-0と勝利したサウジ戦の結果を受けて、日本サッカー協会の田嶋会長は以下のようにコメントしている。
 
「この2試合を埼玉スタジアムで開催できたことについて、日本政府、埼玉県、多くの関係者の皆様にあらためて御礼申し上げます。多くのファン・サポーターの方の前で埼玉スタジアムで試合ができたことが間違いなく結果につながったと思う。両チームともに気持ちの入った良い試合だったが、日本の選手たちの気持ちがそれを上回ったと思う。森保監督、スタッフ、選手たちが一致団結してまとまっている証が結果として表れている。素晴らしいプレーをしてくれた選手たちに感謝したい。ただし、まだ何も決まっていないし、残りの試合をしっかりと勝たなければならない。シーズン前の大事な時期にもかかわらず、選手たちを送り出してくれたJクラブの皆さんにも深く感謝いたします。スタジアムにお越しいただいて選手たちを後押ししてくれたファン・サポーターの皆様、TVで声援を送ってくれた皆様に御礼を申し上げます。残りの試合も日本サッカー界全体で戦ってまいります。」(原文ママ)

 ワールドカップ最終予選は残り2試合。油断せず、本大会出場を決めたい。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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