東京五輪での“握手拒否”が物議! 韓国代表の次世代エースがドイツ2部シャルケに電撃移籍!

2022年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

存在感が増す日本代表、板倉とチームメイトに

いまや韓国A代表でも常連のイ・ドンギョン。次世代のエース候補筆頭だ。(C)Getty Images

 ドイツ・ブンデスリーガ2部のシャルケ04は現地1月31日、韓国代表のMFイ・ドンギョンを蔚山現代から獲得したと発表した。買い取りオプション付きのレンタル移籍だ。
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 現在24歳で、ワールドカップ最終予選を戦う韓国代表チームに帯同中の攻撃的MF。2月1日のシリア戦に向けて中立地ドバイで調整中だったが、韓国サッカー協会は月曜日に「イ・ドンギョンはドイツのクラブでメディカルチェックを受けるため、いったんチームを離れている。2月1日未明に再合流する予定だ」と明かしていた。急転直下の展開で、キャリア初の欧州挑戦が決まったようだ。

 自慢の左足でマジカルなプレーを生み出すイ・ドンギョンは「韓国のリオネル・メッシ」の異名を持つが、昨年の東京五輪では自身の軽率な行動で一躍脚光を浴びてしまった。

 グループリーグ初戦のニュージーランド戦で韓国は敗北を喫し、まさかの黒星スタート。その試合後、背番号10を担っていたイ・ドンギョンは相手のエースFWクリス・ウッドが握手を求めてきたにもかかわらず、その手を払いのけるように拒否。この映像が世界中に拡散すると大バッシングに発展し、韓国国内でも手厳しい論調に晒された。
 

 すぐさまイ・ドンギョンは「敗戦のショックで理性的な対応ができなかった」と反省を口にした。その後はハイパフォーマンスを連発して、チームのベスト8進出に貢献。準々決勝のメキシコ戦では結果的に敗れたものの、2ゴールを奪って存在を誇示するなど、汚名を返上する活躍を見せた。

 新天地となる名門シャルケは、現在ブンデス2部で4位に付ける。同リーグは勝点6差に上位7チームがひしめく空前に大混戦となっており、昇格レースは予断を許さない状況だ。シャルケには日本代表DF板倉滉も所属しており、いまやすっかり守備の要に台頭。この"新生・日韓コンビ"が攻守の切り札となって、熾烈な後半戦を戦うチームを牽引するか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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