暴行・強姦容疑で逮捕騒動のグリーンウッド、英紙が「以前からチームでエゴへの懸念」を指摘。C・ロナウドとの関係も…

2022年01月31日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

クラブはプロ意識の向上を求めていたと指摘

暴行・強姦容疑で逮捕されと報じられたグリーンウッド。前途洋々だったキャリアは…。(C)Getty Images

 名門マンチェスター・ユナイテッドに所属し、イングランド・サッカー界の今後を担うひとりとして有望視されていたメイソン・グリーンウッドが逮捕されたとの報道は、世界を驚かせた。

 1月30日、グリーンウッドの恋人ハリエット・ロブソンが、インスタグラムで同選手から暴行されたと告発。流血やあざの画像、性行為の強要をうかがわせる音声を公開した。

 英メディアによると、ユナイテッドはグリーンウッドを当面の活動停止とすることを発表。マンチェスター警察は20代の男を暴行と強姦の疑いで逮捕している。

 事件を受け、英紙『Daily Mail』は「昨年の契約延長前からすでに、ユナイテッドではしばらく前からエゴへの懸念があった」と、グリーンウッドの素行に懸念材料があったと報じた。

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 同紙は「内部の関係者は、練習場では物静かで人とあまり付き合わないと彼のことを表現するが、自信がないわけではないようだ」と、ピッチ内外での"問題"を伝えている。

「夏にクリスチアーノ・ロナウドがオールド・トラフォードに戻ってきて以降、ピッチでの彼との関係への懸念は指摘されてきた。今月のインタビューでロナウドがアドバイスを聞こうとしない若手について話したとき、一部はグリーンウッドのことを指していると結論づけた」

『Daily Mail』は「練習場での態度や時間管理について以前話したことがあった」と、クラブがグリーンウッドにプロ意識の向上を求めていたと指摘。また、ロックダウン中にパーティーを開いて近所から苦情があったことや、かつてイングランド代表でホテルに女性を招いてガレス・サウスゲイト監督から追放された過去を紹介した。

そのうえで、同紙は「短いキャリアにおける問題のいずれも、今回の深刻な疑いとは比べものにならない」と、恋人に対する暴力行為が事実であれば許されないものだと非難している。

「どうなるかは分からないが、有望だったキャリアにとって壊滅的になる可能性がある」

 まずは、事件に関する今後の進展が待たれる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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