「静かに感動させてきた」冨安健洋のここまでを地元メディアが改めて称賛!「彼ほどやるべきことに専念してきた選手はいない」

2022年01月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あまり評価されていなかった日本代表だが…」

現在は怪我の離脱中の冨安。アーセナルは絶不調に陥っている。(C)Getty Images

 プレミアリーグ開幕から3連敗を喫したアーセナルは、冨安健洋のデビューを境に好調に転じた。その冨安は昨年末から離脱と復帰を繰り返して大半の試合を欠場しており、チームは2022年になって1勝も挙げられていない。

 冨安の不在がチーム成績に直結しているかはさておき、その存在が大きなものとなったことは確かだろう。地元メディア『football.london』は「ミケル・アルテタによる1700万ポンド(約23億8000万円)の補強は、見事なスタッツから正当化されている」と、冨安獲得はあたりだったと報じた。

 同メディアは特に称賛を浴びたのが新加入のアーロン・ラムスデイルとベン・ホワイトとしつつ、「だがタケヒロ・トミヤスほど自分のやるべきことに専念してきた選手はいない」と、日本代表DFに賛辞を寄せている。

「約1700万ポンドで昨夏加入したときは、あまり評価されていなかった日本代表だが、彼は移籍してから静かに感動させてきた。ひそかに感心させてきたが、彼のスタッツを見れば、アルテタが払った移籍金は妥当だった」

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 さらに、『football.london』は「トミヤスの守備力のおかげで、ガナーズがカウンター攻撃に対してコンパクトに保てている」と称賛。タックルやインターセプト、空中戦勝利で見事な数字を残していることを紹介し、ヒット補強だったと振り返っている。

「チームのほかの選手たちのようなスキルや才覚はないかもしれないが、ここまでの彼が信頼できる選手になったのは確かだ。それを土台に続けていけるかは今後を見る必要があるが、今のところトミヤスは昨夏の移籍市場最終日にガナーズが払った額を正当化している」

 それだけに、チームとサポーターは冨安が早く万全の状態に戻ることを待ち望んでいるだろう。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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