「ディアスの加入は序列をさらに下へ追いやる」地元紙が去就注目の南野拓実に見解!「相当な額のオファーが来れば…」

2022年01月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨冬は移籍期限の最終日にレンタル移籍

今季のCLでは対戦相手として顔を合わせたディアス(右)と南野。(C)Getty Images

 冬の移籍市場が閉まる1月31日が迫るなか、ここに来て注目されているのが、リバプールに所属する南野拓実の去就だ。今冬の動きはないと見られていたが、28日にリバプールがリーズとモナコからの南野への最初のアプローチを拒否したと報じられた一方、ポルトのルイス・ディアス獲得が濃厚となったからだ。

 ここまでポルトガル・リーグ2位の14得点を挙げている25歳のコロンビア代表FWが新たに加わることとなれば、アタッカー陣の中で、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、ディオゴ・ジョッタに次ぐ、5番手以下に甘んじている日本代表FWに大きな影響を及ぼすことは言うまでもない。

 その動向に注目が集まるなか、地元紙『Liverpool Echo』は「リバプールのディアスへの動きは、1月の移籍市場で誰かがクラブを去ることには依存していない。つまり、リバプールは今月末までにミナミノと(同じく出場機会確保に苦しむ)オリギのどちらかを失うことは想定していないのだ」と見解を示している。ただ、立場がより厳しくなることは間違いないという見立てだ。
【動画】途中出場からわずか3分で追加点!南野が27歳のバースデーを自ら祝う!
「ミナミノは、マネとサラーが1月の大半をアフリカ・ネーションズカップの舞台であるカメルーンで過ごしたにもかかわらず、今シーズンのプレミアリーグの試合でまだ1度も先発していないのである。2年前にザルツブルクから725万ポンド(約10億1500万円)で獲得した万能型FWは、レッズでは主に国内カップ戦で起用され、昨シーズン後半はサウサンプトンへレンタル移籍していた。

 クロップ監督は、先週行なわれたカラバオ・カップ準決勝のアーセナル戦では、ミナミノの代わりに17歳のゴードンを起用しており、ディアスの加入はアンフィールドでの序列をさらに下へ追いやるだろう」

 しかし一方で、同紙は「ウィンドウが最後の数日を刻むなか、相当な額のオファーが来ればまだリバプールの手を動かす可能性がある」とも伝えているように、最後の1秒まで何が起こるか分からないのが、サッカー界の移籍だ。

 南野自身、昨シーズンの移籍期限の最終日にサウサンプトンへ渡った際には、「トレーニングが終わった後、17時頃だったと思います。何人かの人が僕に電話をかけてきて、それで実現しました。全く予想していなかったので、電話をもらったときは誰よりも驚いたかもしれません」と明かしている。

 森保ジャパンの10番の決断に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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