注目されている南野拓実の去就にも影響がありそうだ。

　移籍市場に精通したファブリツィオ・ロマーノ記者が１月28日、リバプールがポルトのコロンビア代表FWルイス・ディアス獲得のために、数時間以内に公式オファーを出すと報じた。

　内容は4000万ユーロ（約50億円）＋ボーナス2500万ユーロ（約31億円）で、総額80億円を超えるビッグオファー。25歳のアタッカーは、リバプールの補強リストの最上位にいるという。

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　19年夏に母国のアトレティコ・ジュニオールからポルトに加入したウイングは、時同じくして移籍してきた中島翔哉との左サイドのポジション争いに勝利。結果、出番が少なくなった中島は、他の要因も重なったとはいえ、21年夏にUAEのアル・アインへレンタルされ、今シーズンも古巣のポルティモネンセに貸し出されている。

　いわば"中島を追いやった男"がリバプールに加われば、当然、南野の出場機会にも影響があるだろう。

　くしくも同日、英国メディアが、リーズとモナコからの南野へのオファーをレッズが拒否としたと報じた。ただ、「相応のオファーが届けば」放出もあり得るという見方もある。

　このコロンビア代表アタッカーの移籍が成立するかどうかで、中島に代わって日本代表の10番を背負う27歳の運命が変わる可能性がある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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