「クラブも可哀想」城彰二&松井大輔が日本代表の“メンバー選考”に喝! 1月の最終予選も「代えないでしょうね」

2022年01月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分はただ、いろんな選手を見たいだけ」

城氏と松井が、日本代表の現状について激論を交わした。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表の城彰二氏が1月22日、自身のYouTubeチャンネル「JOチャンネル」を更新。同じく元日本代表の松井大輔をゲストに迎え、日本代表の現状について激論を交わした。

 これまで両者はともに、様々なメディアを通じて現在の日本代表に対し、忌憚のない意見を述べてきた。そのことについて松井は、海外ではメディアが常にストレートな物言いをすることに触れつつ、「僕は代表の外にいる人が強く言うのはすごく良いと思うんです。そういう人がいないと甘やかされて終わってしまう。もっと代表が強くならない」とコメントした。

 城氏も、「日本は保守的。あまり批判せずに支えましょうという文化がある」と、松井の意見に同調。日本サッカー界の甘さを指摘した。
 
 そのうえで、先発メンバーをある程度固定して試合に臨む傾向がある森保一監督の采配に対し、「クラブも可哀想。Jリーグでも得点を重ねていた前田(大然)とか、そういう選手を招集していっさい使わない。じゃあクラブは出したくない、となるだろうし」(城氏)と指摘。松井は、「自分はただ、いろんな選手を見たいだけですね。三笘(薫)くん、古橋(亨梧)くんだったり。いろんな組み合わせを」と願いを込めた。

 また、松井から「今年の1月のW杯予選は代えていくと思いますか?」と質問が飛ぶと、城氏は「代えないでしょうね」ときっぱり。続けて、本来W杯ベスト8以上を目標としていた日本が、最終予選で苦戦している現状に苦言を呈し、日本サッカー協会の田嶋幸三に対して思いをぶつけた。

「田嶋会長が会見をすればいいんだよ。『こういう目標を持ってやっています。ただ、いまは厳しい現状だけど応援してください』って。あとは田嶋さんが責任を取ればいいんだよ。辞めるなり」

 日本代表は今年11月に行なわれるW杯出場権を懸け、1月27日に中国代表、2月1日にサウジアラビア代表と対戦。現在4勝2敗の勝点12でグループ2位の日本は、自動出場圏内の2位以上をキープするため、なんとしてでも2連勝したいところ。森保監督の采配にも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】城&松井が日本代表について激論! 指揮官のメンバー選考に苦言

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