「もう早くしたいよ、引退。疲れたよ」松井大輔が那須大亮との対談で衝撃発言! それでも現役を続ける理由とは?

2022年01月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「毎日家帰っても、もうきついなって思うこともあるよ」と本音も?

自身の公式YouTubeチャンネルで引退について語った松井。写真:滝川敏之

 元日本代表の松井大輔が22日、公式YouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。引退に対する自身の価値観を衝撃的な発言とともに明かしている。

 Y.S.C.C.横浜のフットサルチームで新たなチャレンジに踏み出している松井は1月21日に同じYS横浜のサッカーチームとも契約。2022年は、Jリーガーとして復帰を果たすこととなった。その松井が、今月19日に公式YouTubeチャンネル『松井大輔 / Daisuke Matsui』を開設。最初の特別ゲストとして、サッカー界でいち早くユーチューバーとして活躍する鹿児島実高時代の同級生・那須大亮(元横浜・マリノス、浦和レッズなど)とのコラボで対談を行なった。

 22日に投稿された最新の動画では、YouTubeを始めたきっかけから、行きたかったチームなどをそれぞれが明かし、お互いの引退に対する価値観が語られた。引退に関して、那須から「引退どうなの?」と振られた松井は、「もう早くしたいよ引退」「もう疲れたよ」と衝撃の発言。これには那須も「そうなの?意外すぎた」と苦笑い。

 神戸で現役生活を終えた那須は、引退に際して当時チームメイトだったダビド・ビジャの姿勢に影響を受けたことを告白。「彼の美学は良い時に終わる。別に俺はそれに当てはまらないけど、でもその生きざまみたいなのを見て、『俺も もう終わろう』と。影響は大きかった」と語ると、松井も「俺もカズ(三浦知良)さんを見てるし」と54歳の今も現役生活を続ける大先輩の背中に少なからず影響を受けていることを明かす。
 
 さらに松井は、「何か楽しいって思えたら、やりたくなるし、周りの人が『もっとやってくれ』とか、求められることがあるのであれば、頑張りたいなって思うので」と、現役にこだわる意思があることも明かす一方で、「でももう毎日家に帰っても、もうきついなって思うこともあるよ」と本音も。「身体にガタが来てるのが分かるし、それを維持していく、限界を超えてまた上げていくというのが難しいのはあるよ」と体力的な厳しさを感じていることも打ち明けていた。

 今年で41歳を迎える松井だが、Fリーグ挑戦とともに今季は再びJリーグのピッチに舞い戻る。その華麗なテクニックを間近で観たいと思うファンはまだまだ多いはずだ。であれば、引退は当分先のことになるのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】松井大輔が自身の引退について語る!

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