現地１月22日に開催されたラ・リーガ第22節で、久保建英が所属する17位のマジョルカが、８位のビジャレアルと敵地で対戦した。

　昨シーズンの前半戦にレンタルでプレーし、なかなか出番を与えてくれなかったエメリ監督率いる古巣との一戦で、久保は３試合連続のスタメン出場。４‐３‐３の右ウイングに入った。

　マジョルカ開始12分、久保のサイドを突かれ、ペドラサのクロスをCBルッソが痛恨のオウンゴール。思わぬかたちで先制点を献上する。

　その後も一方的に押し込まれていたマジョルカに流れを引き戻したのは、やはり久保だった。20分、敵のマークを受けながらも、右サイドからピンポイントクロスを送り込むも、アマトのヘッドは惜しくもGKルジの正面を突く。その直後には、久保が自ら持ち込んでシュートを放つが、CBパウ・トーレスにブロックされた。

　迎えた34分、マジョルカのセットプレーの流れからカウンターを浴び、再びペドラサのクロスに合わせたマヌ・トリゲロスのシュートで被弾。リードを広げられる。

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　後半に入って58分、アウェーチームは、マッフェオのクロスに入ったばかりのFWニーニョがヘッドで合わせるも、枠を捉えられない。その３分後には、久保がエリア内で巧みにキープし、クロスを送り込んだが、GKにキャッチされる。

　久保は69分に韓国代表イ・ガンインと交代でベンチへ。無念の早期交代となり、２戦連発はならなかった。

　87分にもPKでダメ押し点を奪われたマジョルカは、そのプレーでルッソが２枚目のイエローカードで退場し、万事休す。０‐３で敗れ、リーグ戦４連敗を喫している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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