「素晴らしいクオリティを備えている」瀬古歩夢の加入をグラスホッパーTDが歓迎!「アユムは我々の力になる」

2022年01月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレミア移籍決定の川辺とチームメイトに

グラスホッパーへの完全移籍が合意したと発表された瀬古。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 1月18日、セレッソ大阪は、所属するDF瀬古歩夢がスイス1部グラスホッパーへの完全移籍で合意したと発表した。

 瀬古は今冬にC大阪と2年の契約契約延長を結んでいたが、完全移籍で欧州での挑戦を選択することになった。同クラブのアカデミー出身の21歳は、出場機会こそ得られなかったが、2021年東京五輪のメンバーに選出。現在行なわれている日本代表候補トレーニングキャンプにも招集されている(体調不良のため辞退)。

 グラスホッパーとの契約は2025年まで。先日、プレミアリーグのウォルバーハンプトンへの移籍が発表された日本代表MF川辺駿(今シーズン終了まではレンタルで引き続きプレー)とはチームメイトとなる。

 瀬古の獲得にあたり、クラブのテクニカルディレクターを務めるセイ・オロフィンジャナ氏は、完全移籍を報告した公式HPの声明で、「アユム・セコを心から歓迎する」とコメントしている。

「セコは守備力があるだけでなく、技術力も高く、若いながらもすでに多くの経験を積んでいる。彼は我々とともにさらに成長し、その素晴らしいクオリティで我々の守備陣を強化できるだろう」
 
 発表によれば、瀬古は来週にもスイスのチューリヒに到着し、メディカルチェックなどを済ませてから契約書にサインするようだ。

 現地サポーターは川辺に続く日本人の加入について、「ハヤオのように適応できれば期待できる」「会うのを楽しみにしているよ!」といった歓迎の声のほか、「彼もいずれウルブスに連れていかれるのだろうか…」「日本人のCBというのはあまり記憶にないから、どうなるだろう」といった声も寄せられている。

 21歳の成長株がスイスの地でどんなプレーを見せるのか。一刻も早いデビューが待たれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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