「どこでも活きる」AZ菅原由勢が今季初ゴールで6連勝に貢献! 現地紙はマルチな職人ぶりを称賛

2022年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

菅原の右ウイング起用を「好調の要因」と称える

この日は右ウイングで先発した菅原。好調を維持している。(C)Getty Imgges

 現地時間1月16日に行なわれたエールディビジ第19節で、菅原由勢が所属するAZはフォルトゥナ・シッタルトと敵地で対戦し、2-1の勝利を収めた。

 右ウイングで先発した菅原は、1点リードで迎えた61分、ダニ・デヴィトが敵DFから奪おうとしたボールが流れたところに反応して抜け出す。GKとの1対1を制して、追加点を奪った。

 85分に1点を返されたものの、結果的に菅原のゴールが決勝点となってAZが勝利。リーグ戦6連勝を達成し、4位フィテッセに1ポイント差、3位フェイエノールトに4ポイント差に迫っている。

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 現地紙『De Stentor』は「フォルトゥナは善戦した。だが、それ以上に上り調子のAZが上回った。彼らはリーグ順位ですぐ上にいるフィテッセのみならず、週末の試合に敗れたフェイエノールトすら脅かすかもしれない」と綴っている。

「極めて好調なフォーメーションでAZは試合をスタートさせた。それが、ユキナリ・スガワラを右ウイングに配置した布陣だ。AZの2点目の場面、スガワラとデヴィトはロエル・ヤンセンのミスを見逃さなかった。デヴィトの介入によって自由を得た日本人アタッカーは、今シーズンのエールディビジの初ゴールをいとも簡単に決めてしまった」

 同紙はさらに、今シーズンのリーグ戦全試合に出場し、直近5試合で右ウイングで好プレーを続けている21歳について、「スガワラは今、右ウイングで輝いている。だが、右ウイングバックでもチームに貢献し、SBもできる。どこでも活きる素材だ」とそのマルチな能力を称賛している。

 オランダで評価を高め続けている菅原。22日に発表される日本代表入りも期待されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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