「僕がつけるべき」鹿島の鈴木優磨、伝統の“40番”を背負う覚悟。「この番号を見たとき、スイッチが必ず入る」

2022年01月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

唯一無二の先達への「リスペクトと覚悟」

鹿島のレジェンド小笠原が背負っていた40番。古巣に復帰した鈴木は、この伝統のナンバーを背負うことに。(C)SOCCER DIGEST

 強い決意を示した。

 鹿島アントラーズが1月15日、公式ツイッターを更新。「~PLAYER'S VOICE~」で登場したのは、FW鈴木優磨。今冬にベルギーから古巣に復帰したストライカーは、新たに背負う"背番号40"について語った。

 小学校1年から鹿島のアカデミー育ち。「(小笠原)満男さんだったり、ソガさん(曽ケ端準)の偉大さは、たぶん、誰よりも理解しているし、鹿島にタイトルをもたらしてきた選手は、僕が小さい頃から見ていて、一番分かっている」と自負する。

 背番号40は、クラブに多くのタイトルをもたらしてきたレジェンド小笠原満男が付けていたナンバーだ。「満男さんと比べるのは、まだまだですけど、長く鹿島を見てきたっていう意味では、僕がつけるべきなんじゃないかなっていう思いで、つけさせてくれと、(強化責任者の鈴木)満さんに言いました」と明かす。

「チームに一番、タイトルをもたらしてきた人の番号っていうのは、自分にとってもプレッシャーになる」ことは十分に分かっている。だが「そこをあえて、逃げたくなかった」。

「ロッカールームに入って、この番号を見たときに、もう一度やろうっていうようなスイッチが、必ずどの試合でも入ると思うので」

 伝統の番号を背負っても、「満男さんの真似をするんじゃなくて、俺らしくやれば、それが自然とプラスの方向に行く」と考えている。「自分らしくやりたい」と力をこめる。
 
 タイトル奪還を期すチームを力強く牽引していきたい。

「40番をつけた人が、チームを勝たせられる選手っていうふうな番号にしていきたいと思います」

 この投稿にフォロワーからは、「期待しかない!」「最高です」「頼もしい」「魂が込められてる!」「外野が何を言おうが俺たちは優磨の味方だ」といったコメントが集まった。

 唯一無二の先達への「リスペクトと覚悟」を持って戦う新40番の活躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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