「リバプールでのキャリアを象徴」決定機逸の南野拓実にレジェンドOBが痛烈ダメ出し!「ほとんど何もしていない」

2022年01月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼はパニックになったまま走り込み…」

16日に27歳となる南野。同日のブレントフォード戦で名誉挽回なるか。(C)Getty Images

 レジェンドの意見はかなり辛辣だ。

 現地時間1月13日に開催されたイングランドのリーグカップ準決勝・第1レグで、リバプールはアーセナルとホームで対戦し、スコアレスドローに終わった。

 押し込みながらも得点を奪えない焦れる展開が続いたなか、リバプールと、この一戦で先発した南野拓実に最大のビッグチャンスが訪れたのは90分だった。

 アレックス・オクスレイド=チェンバレンの右サイドからのクロスを、相手守護神アーロン・ラムスデイルがパンチングで弾くと、こぼれ球は南野のもとへ。このときラムスデイルは飛び出しており、ゴールを守るのはカバーに入った相手DF1人。あとは大きく空いたゴールに押し込むだけという状況になったが、日本代表FWが右足で放ったシュートは大きくクロスバーの上に外れてしまったのだ。
【動画】ゴールはほぼがら空きも痛恨のシュートミス…チェンバレンのリアクションにも注目

 オクスレイド=チェンバレンが頭を抱え、思わずピッチに倒れ込んだことが全てを物語るこの痛恨のミスに、リバプールOBの元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーも敏感に反応。地元紙『Liverpool Echo』によれば、「彼はパニックになったまま走り込み、靴紐(インステップ)でシュートを打った」と酷評している。
 
「もし彼が落ち着いてボールを待てば、インサイドでシュートを打てた。一言で言えば、これが今夜のリバプールを象徴するものであり、ミナミノのリバプールでのキャリアを象徴するものだったね。彼はリバプールのシャツを着てほとんど何もしていない」

 南野はザルツブルクから加入し、3シーズン目を迎えた今シーズンも、ポジションを争うモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、ディオゴ・ジョッタの陰に隠れ、リーグ戦ではいまだ先発はゼロ、プレータイムはわずか64分と苦戦を強いられている。

 サラーとマネがアフリカ・ネーションズカップ参戦のため不在とあって、22節目にして初先発も予想される16日のブレントフォード戦では、名誉挽回のパフォーマンスを披露することはできるか。同日に27歳となるアタッカーの逆襲のバースデー弾に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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