「良い仕事をしてくれると信じている」C・ロナウドが不和も報じられたラングニックに言及!スタイル確立には「時間が必要」

2022年01月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「6位や7位になるためにここにいたいとは思わない」

C・ロナウドは、ラングニック監督と共にマンUを立て直せるか。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのクリスチアーノ・ロナウドが、一部で不和も取り沙汰されているラルフ・ラングニック監督などについて語った。英衛星放送『Sky Sports』が1月12日に伝えている。

 オレ・グンナー・スールシャール体制4年目としてスタートした今シーズンのユナイテッドだが、思うように勝ち星を積み上げられず、11月下旬にスールシャール監督を解任。臨時指揮官のマイケル・キャリックを挟み、今シーズン限りの暫定監督(来シーズン以降は2年契約でアドバイザーを担う予定)としてラングニックが新たに就任した。

 しかし、首位マンチェスター・シティとの勝点差はなかなか埋められず、19試合を終えた時点(シティより2試合消化が少ない)で22ポイントもの差を付けられ、7位に沈んでいる。

 そうしたなかで、元イングランド代表MFジェイミー・レドナップは、ホームで敗れたウォルバーハンプトン戦の後、ユナイテッドには「アイデンティティがない」と語ったが、C・ロナウドは、チームの確立は決して一朝一夕で成るものではないと考えているようだ。ドイツ人指揮官を疑う者たちに対し、自分のアイデアを実行する時間を与えるように訴えている。
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「彼は5週間前に到着して以来、多くのことを変えてきた。しかし、彼は自分の考えを選手たちに伝えるために時間が必要なんだ。時間こそかかるが、良い仕事をしてくれると信じている。選手のメンタリティやプレーの方法、文化、システムなどを変えるのはそう簡単なことではないからね」

 さらに、昨夏に12年ぶりに古巣へ電撃復帰したレジェンドは、「正直言って、簡単なことじゃない。オレが変わり、キャリックが変わり、そして新監督になったんだ。これだけ変わると難しい、大変だよ」と監督交代の難しさを明かすと、前回の在籍時にはチームメイトとして共に戦ったスールシャールにも言及。唐突に訪れた別れが、厳しいものであったことを認めている。

「オレとは以前一緒にプレーし、今は監督になった。素晴らしい人だよ。彼が去ったとき、誰もが悲しんだが、それはフットボールの一部だ。クラブが望むように物事が運ばないとき、クラブは変わらなければならない。がっかりしているけど、理解しなければならないね」

 今後に向け、「6位や7位、5位になるためにここにいたいとは思わない。勝つために、競争するためにここにいるんだ。まだベストなレベルではなく、改善への道のりは長いが、気持ちを切り替えれば大きなことを成し遂げられると信じている」と力を込めた36歳の大エース。影を潜めた前半戦から一転、レッドデビルズをシーズン後半戦の主役へと押し上げることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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