元ブラジル代表DFロベルト・カルロスが、好きだった選手について言及している。

　現在48歳のR・カルロスは、現役時代は"悪魔の左足"と称された強力なキックを武器に、超攻撃的SBとしてレアル・マドリーなどで活躍。ブラジル代表でも長きに渡りプレーし、2002年の日韓ワールドカップ制覇に大きく貢献した。
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　そんな稀代の名手は英メディア『SPORTbible』のインタビューに応じた際に、「好きなイングランド人選手は誰か」と問われると、マドリーで共に一時代を築いたデイビッド・ベッカムや、そのベッカムとイングランド代表で中盤を形成したフランク・ランパードやスティーブン・ジェラードではなく、チェルシーの元主将だと答えている。
 

「偉大なキャプテン、ジョン・テリーだ。もちろん、ランパードやジェラードも素晴らしいが、テリーは別格だったね」

　鉄壁な守備を誇ったテリーと同じチームでプレーしたことはないものの、セレソンの面々が対戦相手として幾度となく激闘を繰り広げたことで、代表チームのレベルアップに繋がったことは、かなりの好印象として捉えているようだ。

「何よりも重要なのは、ブラジル人選手の成長なんだ。ブラジル代表に選ばれているけど、クラブではヨーロッパでプレーしていて、それが最高のアレンジになっているからね」

　イングランドのサッカーについては「とても好きだ。雰囲気も、選手の質もね。リーグは世界でもトップクラスだ」と語ったR・カルロス。今後もサッカーの母国でのスーパースターの誕生に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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