【J1展望】2ndステージ・6節|G大阪 - 鳥栖|得点ランキング1位と2位「宇佐美vs豊田のエース対決」はいかに

2015年07月21日 サッカーダイジェスト編集部

G大阪――2試合連続「2-0」から逃げ切れず。悪癖を改善できるか。鳥栖――厳しいアウェー連戦を乗り切れるか。

故障者/G大阪=内田 鳥栖=林、磯崎、平
出場停止/G大阪=なし 鳥栖=なし

J1リーグ 2ndステージ・6節
ガンバ大阪-サガン鳥栖
7月22日(水)/19:00/万博記念競技場
 
ガンバ大阪
2ndステージ成績(3節終了時):6位 勝点4 1勝1分1敗 6得点・6失点
年間成績(20試合終了時):4位 勝点36 10勝6分4敗 30得点・19失点
 
【最新チーム事情】
●ここ2試合連続で2点リードするも、勝利につながらず(1分1敗)。
●中2日での連戦のため、2列目とSBはローテーションの可能性も。
●鳥栖とは過去リーグ戦1勝4敗。今季第1ステージでも敗れている。
●パトリックが3試合連続ゴール中と好調。
 
【担当記者の視点】
 8月11日の「スルガ銀行チャンピオンシップ」に出場するため、この1試合だけが22日に前倒しで組まれているが、両軍ともに前節から中2日とフィジカル面で不安が残る一戦だ。最大の注目は「宇佐美vs豊田のエース対決」だろう。得点ランキングでは、宇佐美がトップの15ゴール、豊田が2位の14ゴールと拮抗している。どちらのエースが決定的な仕事をこなすのか。そして、どちらの守備陣がエースを抑え込むのか。
 
 G大阪のチーム状態に目を転じると、やや暗鬱としている。2節の名古屋戦は2-0から逆転負けを喫し、前節の横浜戦も2-0から同点に追いつかれるという失態を演じた。2試合続けて「2-0」から勝利を掴みきれておらず、試合運びに大きな課題を残している。
 
 収穫は2トップのパフォーマンスか。宇佐美のアシストからパトリックがゴールを決めており、倉田のシュートに触った形で宇佐美もゴール。アベック弾で2トップの心理状態は良好と言っていいだろう。あとは後ろがどこまでサポートできるかがポイントになる。
 
サガン鳥栖
2ndステージ成績(3節終了時):8位 勝点4 1勝1分1敗 4得点・4失点
年間成績(20試合終了時):14位 勝点24 6勝6分8敗 26得点・36失点
 
【最新チーム事情】                 
●前節は総シュート数2本に抑えられる。
●豊田は昨季32節以来となる途中交代でピッチを後に。
●中2日のアウェー連戦で、どこまで回復が進むか。
 
【担当記者の視点】
 20日間で6試合を消化する過酷な第2ステージ序盤戦を戦うなか、前節は良いところなく敗戦。シュート2本に抑えられ、今季これまで全試合フル出場を続けていた豊田も、久しぶりの途中交代となった。
 
 アウェー2連戦目のG大阪戦に向け、チームは非公開練習でコンディション調整に力を割くも、どこまで回復したかは未知数だ。試合巧者のG大阪が相手なだけに、できるだけベストな状態で臨み、鳥栖らしい粘り強い試合を披露したい。
 
 また、攻撃面ではトップ下の鎌田が鍵を握る。このボールフィーリングに長けたルーキーが前線でタメを作り、ロングボールに頼らない崩しで貢献できれば、相手にとって脅威が増すはず。
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