［選手権２回戦］青森山田 ６-０ 大社／12月31日（金）／駒沢陸上競技場

　第100回全国高校サッカー選手権は12月31日、首都圏各会場で２回戦の16試合が開催され、３回戦に進む16チームが確定する。

　駒沢陸上競技場の第１試合に登場したのが、インターハイ王者で今大会の優勝候補筆頭である青森山田だ。ＦＣ東京内定のＭＦ松木、町田内定のＭＦ宇野、ＤＦ三輪、ＦＷ名須川ら攻守に好タレントを擁し、歴代最強チームとの呼び声も高い。

　迎えた大社との２回戦、キックオフ直後から松木を軸に分厚いアタックを仕掛けて、大社を押し込む。しかし島根代表も互角以上の運動量で対峙し、なかなか絶好機を奪うには至らず、前半はスコアレスで終了した。
 

　それでも後半３分、青森山田は強引に均衡を破る。左ＣＫから敵ゴール前で混戦となり、最後は名須川が蹴り込んで先制。その10分後に相手のクリアボールを拾ったＭＦ田澤がＤＦふたりを交わして左足の豪快弾をねじ込むと、28分にはエース松木がＧＫとの１対1をループショットで制して３点目を奪い、試合の趨勢を定めた。

　後半だけで４度もポストとバーを叩き、終盤に怒涛の３点を加えた青森山田が終わってみれば６-０で快勝。東の横綱が力強く好スタートを切った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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