【J1】広島が鮮やかな逆転劇!! 浦和の無敗記録を「19」で止める!

2015年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

交代出場の浅野が1得点を含む2ゴールに絡む大活躍!

67分、広島の浅野が同点弾を叩き込む。さらに浅野は青山の逆転弾につながるプレーも見せた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは7月19日に第2ステージ3節の9試合が開催された。年間順位の1位浦和と2位広島の対戦は、2-1で広島が逆転勝ちを収め、浦和の今季開幕からの無敗記録を「19」で止めた。広島は第2ステージ開幕3連勝で、首位をがっちりキープした。

【J1 PHOTOハイライト】浦和 1-2 広島
 
 試合は立ち上がりからゴール前の攻防が見られるアグレッシブな展開となったが、12分に広島は柴崎が負傷退場するアクシデントに見舞われる。その後、浦和がペースを掴み、26分には高木がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。しかし、これはGK林にセーブされ先制はならなかった。
 
 それでも35分、ゴール前でパスを受けた関根がシュートを放つと、これが相手DFに当たって方向が変わりゴールネットを揺らす。浦和が先制に成功し、前半を1点リードで折り返した。
 
 後半は、立ち上がりから互いに決定的なチャンスを作り出すが決め手を欠く展開に。すると広島は65分に佐藤に代えて浅野を投入。この采配が奏功する。67分、ドウグラスのスルーパスに浅野が抜け出し、そのまま左足でゴールに流し込んで広島が同点に追いつく。
 
 さらに浅野は75分にもスルーパスに抜け出して、GKと1対1の局面を迎えたが、ここは西川の好セーブに遭い、勝ち越しはならず。
 
 しかし85分、浅野の積極的なチャレンジから広島に勝ち越し点が生まれる。ピッチ中央から浅野がドリブルで仕掛けると、これはDFに阻まれたものの、そのこぼれ球を青山が右足で叩き込み逆転に成功した。
 
 終盤は浦和が猛攻を仕掛けたものの、ゴールには及ばずタイムアップ。広島が見事な逆転勝利を飾り、第1ステージ開幕からの浦和の無敗記録を「19」で止めた。
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