「約1億円を提示するかは不透明」札幌FW小柏剛のスコットランド移籍報道に現地メディアも注目!“労働許可証問題”にも言及

2021年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

セルティックに続くリーグ3位につける

札幌での活躍が認められ、先日発表された日本代表に初選出された小柏。海外移籍はあるのか。(C)SOCCER DIGEST

 古橋亨梧の活躍で、スコットランドにおける日本人選手への関心が高まったのは想像に難くない。

 Jリーグを知るアンジェ・ポステコグルー監督が呼び寄せた小柄なストライカーのブレイクを受け、セルティックは1月のマーケットでさらに日本からの補強を実現させようとしている。前田大然、旗手怜央、井手口陽介の獲得が注目されているのは周知のとおりだ。

 リーグを代表する強豪が"ジャパンルート"を開拓しつつあるのを受け、ライバルたちも日本市場に目を向けているようだ。日本では12月26日、ハーツがFW小柏剛の獲得を目指し、コンサドーレ札幌に正式オファーを提示したと報じられている。

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 これを受け、スコットランドでは、『footballscotland』がハーツの小柏に対する関心を伝えた。日本の記事を紹介し、「67万5000ポンド(約9500万円)超の移籍金との噂だが、ハーツがそれだけの額を提示するかは不透明」と伝えている。

「オガシワの同胞キョウゴ・フルハシは、夏にヴィッセル神戸から加入して以降、16得点を挙げてセルティック・サポーターの心をつかんだ」

「ハーツも同じ市場に飛び込むことで追随するかもしれないが、労働許可証が必要だ。まだ代表デビューしていないオガシワは、当初基準を満たさないかもしれないが、例外条項を通じて契約が認められるかもしれない」

 プロデビューから間もなく1年半という23歳は、海を渡る新たなサムライとなるのか。王者レンジャーズ、古橋を擁するセルティックに続くリーグ3位につけているハーツに、新たな日本人選手が誕生するのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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