【強豪校歴代ベスト11】静岡学園高編|“三浦兄弟”から大島、旗手まで! 幅広い世代をピックアップ!

2021年12月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

54歳現役の“キングカズ”も!

選手権制覇の松村(写真左)やベスト8の吉田(写真右)、東京五輪代表の旗手(写真中央)など、数々の選手が静学からプロへと羽ばたいた。写真:安藤隆人、サッカーダイジェスト

 今年で第100回大会を迎える全国高校サッカー選手権大会。この歴史ある大会を登竜門として、多くの選手がプロの舞台へ、あるいは日本代表へ、はたまた海外へと羽ばたいていった。とりわけ、全国常連の強豪校からは多数のスター選手が生まれている。本稿では、サッカーダイジェストWeb編集部が強豪校別に独自のベストイレブンを選定してみた。今回は選手権出場13回、優勝2回を誇る静岡学園高のベストイレブンを紹介する。

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 2トップには、"ミスターベルマーレ"坂本紘司と、54歳の現在も現役を貫く三浦知良を配置した。前者は高校3年時にストライカーとして選手権ベスト4に貢献し、プロ入り後は13年間にわたり湘南の中心選手として活躍。後者はもはや説明不要だろう。Jリーグでの最年長出場記録を更新し続けるまさに日本サッカー界の"キング"だ。

 右サイドハーフには同校で10番を背負い、2年時には選手権ベスト16入りを果たした谷澤達也。ボランチの一角にはキングカズの実兄であり、高校時代からテクニシャンとして名を馳せた三浦泰年を選出した。

 近年も優秀な人材をコンスタントにプロへと輩出している静岡学園だけに、比較的若い世代もピックアップしている。川崎に王様として君臨する大島僚太と、東京オリンピックでの活躍が記憶に新しい旗手怜央がその筆頭。そのほか2019年に選手権制覇を果たし、優秀選手にも選ばれた松村優太も忘れてはいけない。今回はサブメンバーとして加えている。

 DFでは、2年時に選手権ベスト8を果たし、U-17ワールドカップにも出場した吉田豊を左サイドバックにチョイスした。CBでコンビを組むのは、80回大会に出場し、20歳でA代表にも選出された永田充と、その2年後輩で本田圭佑などと2005年のワールドユースで存在感を示した小林祐三を選出。右には静学仕込みのドリブルを武器に、U-23代表としてバルセロナ五輪予選を戦った鈴木正治を配した。

 またGKには、森下申一をピックアップ。初出場を果たした1976年度の選手権で、1年生ながら準優勝に貢献し、日本代表の経験も持つ。そのほか11人には入り切らなかったが、1995年度の選手権制覇メンバーである森川拓巳、石井俊也、南雄太も特筆すべき存在だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】静岡学園の最強の11人は? 強豪校別「歴代ベストイレブン!」
 
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