「ライバルだけど、気持ちよかった」中村俊輔が“最も感覚が合った”チームメイトを明かす!「近いのがヤットだけど…」

2021年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いいボールが出てくるのもあるけど…」

日本代表として二度のW杯に出場するなど、幾多の名手と共闘してきた中村が最もフィーリングが合った選手は? (C)Getty Images

 横浜FCに所属する元日本代表MFの中村俊輔が、代表で共闘した鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルに出演。興味深い質問に回答した。

 全5回にわたる配信で、横浜F・マリノス、レッジーナ、セルティック、エスパニョール、横浜F・マリノス、ジュビロ磐田、そして横浜FCと、4か国6クラブを渡り歩いてきたキャリアや日本代表の活動を振り返ったレフティは、最後に鈴木氏からこんな質問を受けた。

「一緒にプレーしてイメージが共有しやすかった選手は?」

 すると中村は、「シンジ、シンジ」と即答。同じパサーとして意識していたという小野伸二(現・北海道コンサドーレ札幌)の名前を挙げた。

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「シンジと横並びになったのは、(フィリップ)トルシエ(監督)の(シドニー)オリンピックの予選ぐらいしかない。縦関係はある、(小野が)ボランチで。でも、横がいい。そうすると、いいボールが出てくるのもあるけど、近くに寄ったときに、『次にこういうパスを出してほしい』という(意図のある)パスを出してくれる」

 日本代表の元10番は、「これに近いのがヤット(遠藤保仁/現・磐田)だけど、(ボランチの)ヤットは後ろにいる。これが横だと違ってくる。フォワードとの角度があるから」と続け、「ライバルだったけど、(小野とのプレーは)気持ちよかった」と明かした。

 さらに「考えていることが似ているんですか?」という鈴木氏の問いに「似ている」と返し、お互いに共感しあえる部分があったと述べている。

「(小野は)周りが見えているからこそ、自分がパスを出せないときは、『横の俊さんに出して、パスを出してもらおう』とする。その出してもらったボールが、自分の思い描いていた通りなら、自分が出したように嬉しくなるんだよ」

 日本が誇る2人のファンタジスタは、互いに共鳴し、高次元での連係を見せていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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