「コイツすげえな」内田篤人が絶賛した日本人選手は?「代えはいない。特長がないと思われがちだけど…」【2021総集編】

2021年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いないと始まらない」とベタ褒め

鹿島の後輩の凄さを語った内田氏。(C)DAZN/Suguru Saito

 今年も残すところ1週間を切った。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、元日本代表DFの内田篤人氏が後輩ストライカーの"凄さ"を力説した記事を再掲する。

記事初掲載:2021年4月17日

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 元日本代表DFの内田篤人氏が、DAZNの冠番組『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME』のなかで、鹿島アントラーズの後輩でもあるブレーメンのFW大迫勇也について語った。

 先日のDFBカップの準々決勝で今シーズン初ゴールを決めた大迫について、「やっぱりいい。他の選手と一番違うのはボールを受けるってとこかな」と切り出し、こう称賛した。

「(ロシア)ワールドカップの時も、コイツすげえなと思った。こんなにボールを受けて、収めて、次に渡してくれるの?って。めちゃくちゃスピードがあるわけじゃないから、彼自身が(サイドに)流れてゴール前まで行くというシーンはあんまり多くないけど、センターバックが付いてこれない位置まで下がって、ボールを引き出すのが上手。しかも、そのタイミングがよく、受け手の動きもよく見ている」

 さらに、「大迫は収めてくれるという安心感が全然違う。だから、動いたら出してくれる。(安心感があるから)周りの動き出し、追い越して行く動きの速さが違う」とその"半端なさ"を解説した内田氏は、日本代表FWのフィジカルについても言及している。

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「彼、上半身はペラペラで、胸板の厚さはないけど、下半身はすごくごつい。そこで相手とぶつかって自分の居場所をキープできる。彼自身も最初に相手にぶつかって、(自分の周りに)スペースを少しでも開けるようにすると言っていた」

 そんな大迫は、やはり日本では唯一無二のストライカーのようだ。

「代表戦を見ても、切り替えがめちゃめちゃ速い。大迫みたいなタイプは、特長がないと思う人もいるかもしれないけど、やっている俺らからすると、大迫がいないと始まらない。(オーバーエイジ枠で)オリンピックに呼ばれても、おかしくないし、そのぐらい影響力がある。大迫の代えはいない。これだけのフォワードはいない」

 クラブではなかなか出番に恵まれていない大迫だが、内田氏は終始、絶賛しきりだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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