浦和が6選手の新天地を発表!山中亮輔、田中達也、伊藤涼太郎が完全移籍。金子大毅、武田英寿、荻原拓也がレンタルへ

2021年12月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

前日の4選手加入の一方で、6選手が新天地へ

左上から時計回りに田中、山中、伊藤、荻原、武田、金子。(C)SOCCER DIGEST

 浦和レッズは12月26日、6選手の新天地を発表した。

 2019年に横浜F・マリノスから浦和に加入した28歳のDF山中亮輔はセレッソ大阪へ完全移籍。今季公式戦で34試合に出場したレフティは、以下のようにコメントしている。

「2019シーズンから3年間ありがとうございました!ファン・サポーターのみなさんの変わらない素晴らしいサポートに何度も助けていただきました。来年から浦和レッズのユニフォームを着てプレーすることができなくなり、非常に残念で悔しいです。次は対戦相手として、試合することを楽しみにしています。浦和レッズの成功を祈っています。3年間ありがとうございました!」

 今季大分トリニータから加入し、28試合で4得点を記録した田中達也はアビスパ福岡へ完全移籍。クラブOBの"田中達也"と同姓同名で背番号11を背負う29歳のアタッカーは以下のようにコメントした。

「浦和レッズを応援するファン・サポーター、そして関係者のみなさん1年間ありがとうございました。このたびアビスパ福岡に移籍することを決断しました。自分が思っているような結果を残せずに、チームを離れることは悔しく思いますが、浦和レッズという偉大なチームのファン・サポーターのみなさんの前でプレーできたことは幸せでした。来年は、対戦相手として埼玉スタジアムの圧倒的な雰囲気を感じながらプレーすることを楽しみにしています。1年間本当にありがとうございました」

 岡山県の作陽高から2016年に浦和に加入した23歳のMF伊藤涼太郎は、水戸ホーリーホックや大分トリニータへの武者修行を経て、2020シーズンに浦和へ復帰。しかし、今季シーズン途中に水戸へ再び期限付き移籍していた。今季はJ2リーグで20試合で4得点を記録したが、浦和への復帰は叶わず。アルビレックス新潟への完全移籍が決定した。

「このたびアルビレックス新潟に完全移籍することになりました。加入したときから6年間、ずっと埼玉スタジアムでゴールすることを目標にしてきました。それを達成できず、ファン・サポーターのみなさんや自分を浦和レッズに加入させてくれた方たちに、自分のプレーを中々見せることができず、本当にふがいない気持ちです。でも僕はこのまま終わりません!チームは変わりますが、必ず新潟で這い上がると信じ、これからも突っ走っていきます。浦和レッズに関わるすべてのみなさん天皇杯優勝おめでとうございます!6年間ありがとうございました!」
 
 3人の若手はレンタルで研鑽を積む。

 今季湘南ベルマーレから加入した23歳の金子大毅は、京都サンガF.C.へ2023年1月31日まで期限付き移籍。来季に向けて以下のようにコメントした。

「このたび、京都サンガF.C.に期限付き移籍することになりました。この1年間なかなか試合に絡めず悔しい思いをしました。しかしチームメートや監督をはじめとする、スタッフの方々から色々なことを吸収し、学ぶことができたと思っています。その吸収したことを来年、ピッチの上に立って表現し、レッズのファン・サポーターの方々に良い報告ができるよう頑張ります」

 昨季青森山田高から浦和に加入した武田英寿は、プロ3年目のシーズンを大宮アルディージャで過ごすことが決定。1年間の期限付き移籍となる新天地に向け、以下のようにコメントしている。

「このたび、大宮アルディージャに期限付き移籍することになりました。成長した姿をみなさんにお見せできるように頑張ってきますので、応援よろしくお願いします」

 また、京都に期限付き移籍中の下部組織出身の22歳、荻原拓也は1年間のレンタル期間延長が決定した。

 前日には4選手加入を発表した浦和は、新シーズンに向けて選手の入れ替えを加速させている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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