駒澤大が15年ぶり7度目のインカレ制覇! 阪南大との東西対決を3-2で制し、大学日本一の栄冠を掴む!

2021年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

途中出場の島崎が逆転弾!

貴重な同点ゴールを挙げた土信田。駒澤大が7度目の日本一に輝いた。写真:徳原隆元

 第70回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)の決勝が12月25日、NACK5スタジアム大宮で行なわれ、駒澤大が15年ぶり7度目の頂点に輝いた。

 新型コロナウイルスの影響で中止となった昨年を経て、2年ぶりに実施されたインカレもついに決勝。2015年大会以来6年ぶりに決勝へと勝ち上がった阪南大と、3年ぶりにファイナル進出を果たした駒澤大が、大学日本一を懸けて激突した。

 守備から攻撃の切り替えが速く、前線へ積極的に圧力をかける阪南大が、幸先よく先手を取る。12分、相手GKのパンチングのはね返りを、10番の松原大芽がゴール前から左足のボレーで合わせてネットに突き刺す。

 早くもビハインドを負った駒澤大だったが、36分に鳥栖内定の荒木駿太が左サイドから鋭いクロスを供給。これに熊本内定の土信田悠生がニアに飛び込み、ヘディングで決めて前半のうちに試合を振出しに戻す。
 
 1-1で折り返した後半開始早々、阪南大がふたたびリードを奪う。48分、こぼれ球を拾った藤原雅弥が、ペナルティエリア右手前から左足を振り抜くと、グラウンダーのミドルシュートがGKの手をかすめ、ゴールに吸い込まれた。

 しかし駒澤大は53分、宮崎鴻のゴールで同点として勢いに乗ると、73分に逆転弾。左サイドからのアーリークロスがファーサイドに流れると、これに走り込んだ途中出場の島崎翔輝が冷静に流し込む。最後までこの1点のリードを守り抜いた駒澤大が3-2で東西対決を制し、大学日本一の栄冠を手にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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