「まだまだやるべきことが残っていると思う」鹿島一筋15年のMF遠藤康が仙台に完全移籍

2021年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すべてのアントラーズファミリーの皆さん、応援ありがとうございました」

鹿島を支え続けた遠藤が、生まれ故郷のクラブ仙台に完全移籍。写真:滝川敏之

 鹿島アントラーズは12月25日、MF遠藤康のベガルタ仙台への完全移籍を発表した。

 宮城県仙台市出身の33歳。名門クラブ塩釜FCで育ち、2007年に鹿島に加入。以後、15シーズンに渡り、多くのタイトル獲得に貢献してきた。

 クラブの公式HPを通じて、技巧派レフティは以下のようにコメント。

「2022シーズンから仙台でプレーすることを決めました。2007年に加入してから15年間、アントラーズでたくさんのことを学びました。多くの偉大な先輩たちの背中を追いかけながら、常にタイトルが求められるクラブで日々戦い、サッカー選手として、人として成長することができました。

 ここ数年、苦しいシーズンが続き、もっと自分がチームに貢献しなければならなかったですし、悔しく、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。同時に、まだまだピッチでやるべきことが残っていると思っています。自分自身、アントラーズ以外のユニフォームを着てプレーすることはまだ上手く想像できませんが、新たな環境で新しい目標に向かって、勝利のために戦い続けたいと思います。クラブに関わるすべてのアントラーズファミリーの皆さん、応援ありがとうございました」
 
 この一報にクラブの公式ツイッターには「辛いです」「まじか………夢であって欲しい」「本当に今までありがとう」「天才だった、鹿島るをまさに体現できる選手」「本当に大好きな選手でした」「ヤス仙台行っても応援するぞ」「鹿島を支えてくれてありがとうございました」といったコメントが寄せられた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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