「巧みなアシストに劇的な同点弾」1G1Aの南野拓実に専門メディアが8点評価! 一方で、まさかの低採点が相次ぐ「最低限の出来を埋め合わせた」

2021年12月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当に何もうまくいっていなかった」

劇的な同点ゴールを決めた南野だが、試合を通してのパフォーマンスは…。(C)Getty Images

 ユルゲン・クロップ監督も称賛した南野拓実の活躍は、リバプールをリーグカップのベスト4に駒を進める一因となった。ただ、手放しでほめることはできないとの見方も少なくない。

 12月22日、リバプールはレスターとのリーグカップ準々決勝でPK戦の末に準決勝進出を果たした。2点ビハインドの劣勢からPK戦に持ち込んだリバプールを後押ししたのが、ジョッタのゴールをアシストし、アディショナルタイムに同点弾を挙げた南野だ。

 リバプール専門サイト『This is anfield』は、採点記事で南野に8点と高く評価。「本当に巧みなタッチからジョッタへのアシスト、劇的な同点弾。PKはバー直撃だったが、たいしたことではない」と称賛している。

 一方で、南野が好機を生かしきれなかった点もあるとの指摘も散見された。『Liverpool ECHO』は「前半は試合に十分入っておらず、チャンスも失敗した」と伝えている。

「後半はもっと活気づき、ジョッタへのアシストから劇的な同点弾を挙げた。ただ、PK戦に関しては話さない方が良いだろう」

【動画】試合終了間際に劇的な同点弾!南野が決めた鮮烈ボレーシュート
『90MIN』も「いくつか輝く場面があったが、常に絡んではいなかった。土壇場でPK戦に持ち込んだことで、最低限の出来を埋め合わせた。PK戦で決められず」と指摘した。

 また、リバプール専門サイト『Fan Nation』も「得点機会を何度か失敗した」と評している。

「今夜の彼は役立った良かったところが2つだった。ジョッタへのアシストはそのひとつだ。本当に何もうまくいっていなかった。何も、だ。リバプールでのキャリアで最も重要な得点を挙げるまでは。ただ、本人はPK戦で決めることにより、自身のパフォーマンスを救いたかったと願っているだろう」

 これらのメディアは、いずれも南野に6点をつけている。ただ、1得点・1アシストでチームを敗退の危機から救ったことを鑑みれば、厳しめの評価と言えるかもしれない。

だが、リーグカップで連続得点を保っているのは事実だ。冨安健洋が所属するアーセナルと対戦する準決勝でも、南野は活躍できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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