「知らなかった活動もあった」中田英寿や旗手怜央らも出席! アスリートの社会貢献活動を表彰する『HEROs AWARD 2021』が開催

2021年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

サッカー界からも多くのメンバーが見守る

『HEROs AWARD 2021』には、アンバサダーの中田英寿氏や東京五輪で活躍した旗手怜央ら、サッカー界からも多くのメンバーが出席した。

 日本財団は12月20日、社会貢献活動に取り組むアスリートを表彰する『HEROs AWARD 2021』を都内で開催した。

 HEROs AWARDは、日本財団が立ち上げた「HEROs ~Sportsmanship for the future~」プロジェクトの柱のひとつ。アスリートの社会貢献活動を推進することで、スポーツでつながる多くの人の関心や行動を生み出し、広げていくことを目的としている。

 表彰式には中田英寿氏、フィギュアスケートの安藤美姫さんら HEROsアンバサダーや、旗手怜央(川崎フロンターレ)、卓球の水谷隼さん、陸上の田中希実さんら東京オリンピック・パラリンピックに出場した面々も出席。またサッカー界からはそのほかにも、過去に受賞経験のある巻誠一郎氏や北沢豪氏など、多くのメンバーが名を連ねた。
 
 様々なアスリートが見守るなか、今年競技場の外でも社会のためにスポーツマンシップを発揮した選手やチーム・団体を表彰。男性部門では野球を通じて離島の活性化に寄与すべく始動した「離島甲子園」の活動が評価された村田兆治さん(野球)、女性部門ではコロナ禍で苦しむ学生アスリートを支援する「A-START」プロジェクトが評価された寺田明日香さん(陸上)、チーム・リーグ部門では千葉ジェッツふなばしがBリーグ(男子プロバスケットボールリーグ)から初の受賞となった。

 さらにアスリート同様、様々なフィールドで社会貢献に尽力しているアーティストを讃
える特別表彰として、AIさんも受賞した。

 アンバサダーの中田氏は表彰式を終え、「受賞者の方々の幅広い活動もそうですし、知らなかった活動もあったので、それを知ったときはHEROsの広がりを感じました」とコメント。「スポーツの楽しさというところでは、決して難しいことではなく、人が集まることで社会へ影響を与えたり、良い方向へ向かわせます。心と心の繋がりというものが大事になる」と改めてスポーツの力を再認識した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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