特別番組「宮本恒靖×小野伸二 スペシャル対談 ～世界を知る男たち 最先端の欧州と日本の未来～」が、来年１月24日からWOWOWオンデマンドで限定配信される。

　番組内では、ついに決勝トーナメントの組み合わせが決定したUEFAチャンピオンズ・リーグの注目ポイントや、欧州と日本のサッカー環境との違いなど、様々な視点での会話で盛り上がりを見せた。そのなかで話題は今大会に唯一出場する日本人、南野拓実（リバプール）の話に。

　小野が、「あの美学を持つチーム、メンバーのなかでプレーできるのは本当に凄いこと」と絶賛すると、宮本氏は「（リバプールは）本当に速いサッカーをする」と相づちを打った。

　さらに小野は、日本代表としてイングランド代表と対戦した過去を振り返り、「（イングランドの選手は）判断が速かった。南野もファーストタッチのボールの置き方、２タッチ目の判断、得点能力が高いですよね」とプレミアリーグで出場機会を得る日本代表10番の活躍に賛辞を贈った。
 

　また番組収録後に取材に応じ、今季のCLの注目カードを訊かれると、宮本氏はザルツブルク対バイエルンをチョイス。「バイエルンの（トーマス・）ミュラーにはとくに注目しています。ザルツのサッカーが一枚上手のチームにどれだけ通用するかが楽しみ」とコメントした。

　一方で小野は、パリ・サンジェルマン対レアル・マドリーを選び、「こんなに早くこのチームが対戦することになるとは…」と驚いた様子で、「パリSGの攻撃陣をレアルがどうやって抑えるかが楽しみ」と目を輝かせた。

　なかでもリオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・エムバペの前線トリオにはとくに注目しているようで、「あの３人の後ろで僕もプレーしてみたかったですね」とスター選手たちとの共闘にも想像を膨らませ、楽しんでいる様子だった。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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