現地時間12月16日に開催されたプレミアリーグ第17節で、２位のリバプールはここまでわずか１勝で19位に沈むニューカッスルと、本拠地アンフィールドで対戦。リーグ戦ではいまだに先発のない南野拓実は、この日もベンチスタートとなった。

　試合は開始７分に動く。チアゴの中途半端なゴール前でのクリアを古巣対戦となったシェルビーに拾われ、絶妙なコントロールシュートで叩き込まれた。公式戦７連勝中のリバプールは、リーグ戦では３試合ぶりの失点となった。

　いきなり追いかける展開となったホームチームだが、21分に追いつく。CKの流れからジョッタが放ったヘディングシュートは、GKドゥブラフカに弾かれるも、こぼれ球を自ら左足で押し込んだ。

　すると、そのわずか４分後にシェルビーのバックパスをマネがペナルティエリア手前でかっさらいシュート。ドゥブラフカにセーブされたところを今度はサラーが押し込み、あっという間に逆転に成功する。開幕から絶好調のエースは公式戦３戦連発で、早くもリーグ戦15ゴール目となった。

　35分には、オクスレイド＝チェンバレンの縦パスでサラーが一気に抜け出し、右足でシュートを放つが、惜しくもゴールの左に外れる。
 

　前半を２-１で終えたリバプールは、後半に入ってもゲームを支配。56分にはアレクサンダー＝アーノルドのFKにマネがヘッドで折り返し、惜しい場面を作るが、モノにすることはできない。

　74分には最初の交代でサラーとオクスレイド＝チェンバレンを下げ、フィルミーノとケイタを投入。負傷で戦列を離れていた前者は、１か月半ぶりの実戦復帰となった。

　その後も攻め込むリバプールは、87分にアレクサンダー＝アーノルドの弾丸ミドルで１点を加え、勝負あり。３-１での逆転勝利で公式戦８連勝を達成した。

　なお、最後の交代枠ではミルナーが起用され、南野は公式戦３試合ぶりに出番なしに終わっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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